【脱衣室②】洗濯パンを付けないメリット・デメリット

【Konojy家の脱衣室】シリーズ第2弾は洗濯パンについてです。

洗濯機の下の防水パンは、一般的に設置している家が多いですが、付けないことも可能です。

Konojy家の洗濯機は2階にありますが、洗濯パンは付けませんでした。

付けないことのデメリットは特に感じておらず、むしろ無くしたことでいくつものメリットを感じています。

今回は、洗濯パンは本当に必要なのか、付けないとどうなるのか等、洗濯パンに纏わるあれこれをまとめています。

以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にしていただけると嬉しいです!

・洗濯パンって何?どんな種類があるの?

・洗濯パンを付けないメリット・デメリットは?

・洗濯パンの代わりになるオシャレな「かさ上げ台を教えて!

前回の記事

洗濯パンって何?

洗濯パンは、洗濯機の下に設置してある板状のもののことです。

日本では大半の家に付いています。

洗濯パンは何故付けるの?

洗濯パンには3つの役割があります。

①結露による水滴から床を守る

洗濯機の水温が低く、洗濯機を設置している場所の室温が高い場合、洗濯機の側面に結露が発生する場合があります。
結露による水滴が床に垂れる際、洗濯パンが床を守ってくれます。

②振動や音を抑える

洗濯機の振動やそれによって発生する音を軽減してくれます。
特にドラム式洗濯機は、ドラムが垂直方向に回転するため、縦型に比べ振動が床に伝わりやすく、横揺れや音が大きくなることがあります。

③水漏れから床を守る

洗濯パンは周りの枠が高くなっているので、少しの水漏れであれば受け止めて、床が濡れるのを防いでくれます。

しかし大量の水漏れが発生した場合には、洗濯パンでは受け止めきれず、床にも流れてしまいます。

Konojy家も一度水漏れを経験したけど、洗濯パンでは全く受け止めきれない量の水で、床は一瞬でビショ濡れになったよね・・・

そうだね。洗濯パンではちょろちょろと流れ出てくる程度の水しか受け止められないよね・・・

どんな種類があるの?

洗濯パンは大きく分けて2タイプ、「かさ上げ付き防水パン」と「フラット洗濯パン」があります。

①かさ上げ付き防水パン

四隅が高くなっているタイプです。

現在最も一般的に使用されています。

かさ上げの高さは、枠と同じ高さのものと、枠より高いものもあります。

メリット・デメリット

・洗濯機下が掃除しやすい
・ドラム式洗濯機の場合は投入口が高くなり使いやすい

・縦型洗濯機の場合は投入口が高くなって使いにくくなる
・洗濯機の位置が高くなり、水栓と干渉する可能性がある

②フラット洗濯パン

一面平らなタイプのものです。

従来よく使われてきたタイプで、古い家はこのタイプのものが多いです。

メリット・デメリット

洗濯機の大きさ・形状を問わず置きやすい

洗濯機下の掃除がしにくい

かさ上げ台を後付け

洗濯機したの掃除をしやすいよう、フラット洗濯パンに後付けで「かさ上げ台」を設置する人もいます。

独立かさ上げ台
連結かさ上げ台

洗濯パンを無くすことも可能?

洗濯パンって必ず設置しないといけない訳ではないらしいよ!

そうなんだ!?無くしたら問題は発生しないのか?

無くすデメリットもあるけど、逆に無くすメリットも多いみたい!

洗濯パンを付けない場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。

付けないメリット

・見た目がスッキリする
・掃除がしやすい
・スペースを有効活用できる

付けないデメリット

・水漏れ時に直接床が濡れる
・結露により水滴が発生した際、床が濡れる
・振動や音が大きくなりやすい

洗濯パンって洗濯機より多少大きいから、なくなったらその分収納や脱衣のスペースが増えていいね!

そうだね。見た目もスッキリするし、無くせるなら無くしたいな!

洗濯パンは必要ない

洗濯パンを付けないメリット・デメリットを比較した結果、Konojy家は「洗濯パンは必要ない」という結論になりました。

Konojy家が無くした理由

Konojy家が洗濯パンを無くした理由は、無いことによる上記のデメリットを感じなかったからです。

水漏れ時に直接床が濡れる

Konojy家は洗濯機の水漏れ経験があります。
原因は不明ですが、排水フィルターから大量の水が漏れ出て、あっと言う間に廊下まで一面水浸しになりました。
当時、洗濯パンは付いていましたが、全く受け止められる量の水ではありませんでした。
洗濯パンで受け止められる水漏れはごくわずかであり、洗濯機の故障や排水パイプの接続不良による水漏れの場合、洗濯パンを頼りにすることはできないと感じました。

結露により水滴が発生した際、床が濡れる

結露による水漏れは、防水のフローリングを使用していれば、拭けばいいだけなので、大きな問題ではありません。

振動や音が大きくなりやすい

振動や音については、以前ドラム式洗濯機を直置きしていたことがあるのですが、特に気になりませんでした。

洗濯パンを置かないデメリットを特に感じないので、それなら「見た目スッキリ」「掃除がしやすい」「スペースを有効に使える」といったメリットがある方がいいと思い、無くすことにしました。

無くしてもかさ上げ台は付ける

洗濯パンを無くした場合でも、洗濯機を床に直置きする人は少なく、「かさ上げ台」を自身で購入して使用する人が多いです。

「かさ上げ台」には色んな種類があります。

・キャスターが付いてるもの

・高さや幅のサイズが調整可能なもの

・振動を吸収しやすいゴム製のもの

・引き出しが付いているもの etc…

キャスター付きなものは動かしやすいのがメリットですが、動かした際に排水ホースが外れる可能性があるので注意が必要です。
実際に動かすことは稀だと思いますし、キャスター周りの掃除がしにくいので、個人的にはキャスターはいらないと思います。

Konojy家は極力シンプルな物が良かったので、Umleeのホワイトにしました。

四角い角ばった見た目でスッキリして見えます。

Umlee

他に検討したのは、かさ上げ台で一番有名な「ふんばるまん」です。

「ふんばるまん」洗濯パンの中にも設置できるよう、四隅の角がない形をしています。

ふんばるまん

まとめ

「洗濯パンは付けるもの」というイメージが強いですが、是非メリット・デメリットを見比べて、設置の有無を検討しみてください。

Konojy家にとって、洗濯パンを付けないことによるデメリットは特に感じなかったので、設置しませんでした。

Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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