「Konojy家の間取り決めシリーズ」第2弾です。
前回はKonojy家の間取りに対する要望について紹介しましたが、今回から実際の間取りの打ち合わせ内容について書いていきます。
今回はKonojy家が初回にどんな間取りの提案を受けたのか紹介します。
間取り決めで悩んでいる方や、アイ工務店でどんな間取りが可能なのか知りたい方の参考になれば幸いです!
前回の記事
初回の間取り案
初回の提案の際に、アイ工務店から2パターンの間取りの提案を受けたのですが、その片方をベースとして今後修正を加えていくことになったので、そちらの間取りを紹介します。
Konojy家の土地情報
- 約200平米(約60坪)
- 旗竿地(竿の部分の横幅3m、縦幅4m)
- 西側接道
- 建ぺい率40%、容積率80%
・「ホームパーティー」をコンセプトにプランを作成
・プライベート空間を楽しめる中庭
・家のどこからでも中庭が見えるコの字型の家
・水回り・キッチンが回遊動線
・玄関へのアプローチを長く取るため、南東側に玄関
・2階は外観を考えて東側に配置
・子供部屋は今は仕切らずに広々としたスペース
・階段途中にスキップフロアを設け、その下は秘密基地的なヌック
・ワークスペースはスキップフロア、2階のオープンスペース、パントリー内から選べる
気に入ったポイント
中庭、コの字の建物、スキップフロア、ヌック、回遊動線などいろんな要素が入っていて斬新で面白い間取りだと感じました!
Konojy夫婦が特に気に入ったポイントを紹介します。
①中庭×コの字の建物
元々Konojy夫婦は中庭は全く検討しておらず、ウッドデッキと続く広々としな庭を希望していました。
中庭となると普通の庭に比べて狭くなってしまい、子どもが広々と遊べないと思っていたのですが、提案された中庭は十分なスペースが確保できていたので、中庭もいいなと思い始めました。
中庭のメリット
①カーテン開けっぱなしの生活が可能
中庭を囲う壁は普通の庭の外構フェンスより高さがあるので、周りの視線が気になりません。
②子供が騒いでも大丈夫
4面を高い壁に囲まれているので子どもが騒いでも普通の庭より声が漏れにくいです。
③子どもたちを安全に遊ばせられる
普通の庭だと子供が道路に飛び出てしまう可能性がありますが、中庭はその危険がなく安心して遊ばせられます。
④室内が明るくなる
中庭をコの字型に建物が囲っているため、窓が多く室内が明るくなります。
⑤良い景色を楽しめる
中庭をコの字型に建物が囲っているため、室内どこからでも中庭ビューを楽しめます。
⑥手入れがしやすい
普通の庭は広さもあり、雑草を抜いたり手入れが大変ですが、中庭は限られたスペースで床材も敷かれているので手入れがしやすいです。
中庭のデメリット
①コストが高い
中庭を作ると建物の凹凸が増え、外壁が増えるので建設費用が高くなります。
②間取の自由度が下がる
建物がコの字かロの字に限定されるため、間取の自由度が下がります。上手く間取りをとらないと廊下率が高くなります。
③綺麗に保たないと悪目立ちする
室内どこからでも中庭が見えるため、常に綺麗にしていないと逆に悪目立ちします。
中庭だとプライベート感が高いおしゃれな空間になりそうだね!
そうだね!大手ハウスメーカーだとコストが高すぎるけど、アイ工務店なら中庭付きの家も予算内で建てられそうだよ!
ローコストで間取りの自由度が高いアイ工務店だからこそ実現できる間取りだね!
②仕切りのない子供部屋
Konojy家は子供が小さいうちはそれぞれの部屋を作らずに、広いスペースで皆で遊べるようにしたいと思っています。
天井に補強材を入れておくと、子どもたちが大きくなった時に部屋を仕切ることもできます。
仕切りのない子ども部屋のメリット
- 子ども達が広々遊べる
- セカンドリビングにもなる
- 家具の配置も色々変えられ、使い方の可能性が多様にある。
仕切りのない子ども部屋のデメリット
- 子供それぞれのプライベート空間がない
- 家を建てる時に仕切っておくよりも、後々仕切る方が費用が高くなる
- 後々、費用や手間を考えて仕切るのが面倒と感じる
修正したいポイント
全体的にとても気に入りましたが、以下のポイントが気になり、修正できないかお願いしました。
①トイレの場所を変更
トイレがキッチンから近すぎて音が気になるので、もう少し奥まった場所にしたい。
②ファミクロをより大きく
5人分の服を収納できるより大きなファミクロがほしいので、パントリーを小さくしてその分ファミクロの容量を増やしたい。
③玄関をもう少し効率的に
土間スペースが無駄に広い気がするので少し狭くして、その分他のスペースに当てたい。
④エアロバイクとランニングマシンの置き場を変更
1階にあると目立つし、1階の貴重な床面積がもったいないので、2階の目立たない場所に置きたい。
⑤2階の寝室は不要
部屋は主寝室のみでOK。寝室は不要なため、フリースペースを広げたい。
⑥ファミクロとシュークロを繋げる
脱衣所とファミクロが繋がっているのはとても良いが、更にファミクロとシュークロまで繋げたい。
⑦リビング上に吹き抜け
リビング上に吹き抜けをとって開放的な空間したいので、2階の間取を変更して吹き抜けを取り入れたい。
修正後の間取り案
修正された箇所
上記の要望に対し、以下の様に修正してもらいました。
①トイレの場所を変更したい
→トイレ・お風呂・洗面台の位置を変更
②ファミクロを大きくしたい
→1畳分ファミクロを大きく、パントリーを小さく変更
③玄関をもう少し効率的にしたい
→土間スペースを減らしてシュークロを増やす
④エアロバイクとランニングマシンの置き場を変更したい
→2階面積を増やして2階ホールに配置
⑤2階の寝室は不要
→寝室はなくし、将来仕切れるように補強材のみ入れておく
1階 <修正前>
1階 <修正後>
2階 <修正前>
2階 <修正後>
修正されなかった箇所
「⑥ファミクロとシュークロを繋げる」と「⑦リビング上に吹き抜け」については、しないほうが良いという判断で修正されませんでした。
⑥ファミクロとシュークロを繋げる
→無駄な廊下が出来き、外観も崩れるため繋げないほうが良い
⑦リビング上に吹き抜け
→階段周りに吹き抜けを取る方が合理的で、リビングは吹き抜けないほうが落ち着いて過ごせるので吹き抜けはない方が良い
さらなる要望
修正後の間取りもとても気に入ったのですが、まだ悩ましいポイントもいくつかありました。
スキップフロアは面白い案だけど実際使うかなぁ・・・
そうだね、階段も見た目的にはオープンな階段の方が好みなんだよね
あとやっぱり吹き抜けが諦められない!
リビングの位置を変えたら吹き抜けにできる可能性はないかな?
中庭を囲うコの字型の間取りは非常に気に入っているもの、なんとかしてオープン階段と吹き抜けも取り入れたく、リビング・ダイニング・水回りの配置や階段の位置を変える案を検討し始めました。
オープン階段&吹き抜け案については次の記事で書いていきます。
まとめ
アイ工務店からの初回の提案間取りはとても斬新で気に入りました。
今後、オープン階段や吹き抜けを取り入れたりとレイアウトはだいぶ変わりますが、「中庭&コの字型」の間取りは初回提案から変わっていません。
オープン階段や吹き抜けを取り入れた新たな間取りについては次の記事で書いていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント