【家づくりを決めるまでの道のり②】賃貸 vs 購入

家づくりを決めるまでの道のりシリーズ第二弾です。

第一弾「日本帰国 vs 海外永住」の続きになります。

前回の記事はコチラ

Konojy家は悩んだ末に日本に帰国することを決め、日本で家探しをすることにしました。

家探しを始めるにあたり、Konojy家でまず検討対象となったのは、「賃貸するか購入するか」であり、色々と検討した結果Konojy家は賃貸ではなく購入しようという結論になりました。

この記事では、Konojy家がこの結論に至った背景をまとめてみました。あくまでもKonojy家の状況に基づく一例にすぎませんが、賃貸か購入かで迷われている方の参考になれば幸いです!

目次

Konojy家の結論は購入!

結論から言うと、Konojy家は「購入」することを選びました。

これには大きく2つの理由がありました。

  • 資産価値を維持できる可能性がある物件を買うことで、住居費用をミニマムに出来る可能性がある
  • 今を最大限楽しむことができる選択肢を優先した

普通に考えればKonojy家は賃貸にすべき

どこに住むか、どんな家に住むかを検討していた当時、Konojy家は少し特殊な状況にあったため、普通に考えれば賃貸にすべきというのは当初2人の共通意見でした。

Konojy家の当時の状況

  • 海外に住んでいて帰国後の家を探している

➡帰国前後はバタバタするから家選びに時間を掛けられない可能性が高い

  • 今まで一度も住んでたことがないエリアが主な候補に上がっていた

➡実際に住んでみたら想像と違って引っ越したくなる可能性がある

  • 帰国後に夫婦ともに副業や独立を目論んでおり、金銭的になるべく身軽にしておきたい

➡なにか事業を始めたいと思っても住宅ローンのせいで借入ができない可能性がある

Konojyママ

我が家の状況的にはまずは賃貸で数年間様子を見るのがベストかな?今回探すエリアは初めての場所だから引っ越したくなるかもしれないし。

Konojyパパ

・・・そうだね、それがたぶん一番合理的な判断だよね…

Konojyママ

もしかして何か引っかかってる?

Konojyパパ

うん、、、正直賃貸費用ってもったいなくない・・・?購入した方が実は得する可能性も十分あるんじゃないかな?

Konojyママ

可能性としてはあるんだろうけど・・・まずは我が家にとっての賃貸と購入それぞれのメリット・デメリットをまとめてみようか

賃貸と購入のメリット・デメリットを比較

Konojy家は今回賃貸を選択したとしても、いつかは購入したいと思っていました。購入したほうが設備的にも豪華になるし、注文住宅やリフォームで自分たち好みの家を作って住むことに憧れていたからです。

そのため、Konojy家の選択肢としては、「数年間賃貸してから購入する」か、「今すぐ購入する」かの二つに絞られていました。

そこで、それぞれのパターンのメリットとデメリットを比較してみました。

数年間賃貸してから購入する場合のメリットとデメリット

賃貸生活中にほんとに住みたいエリアを見極めることができる
賃貸生活中は住宅ローンがないため独立等においても他のローンを活用できる可能性がある

× 賃貸中に支払う家賃は返ってこない
× 賃貸住居は広さや間取りにどうしても妥協点が必要になり、我慢が多くなる可能性がある
× 独立等してしまったら購入したくなっても住宅ローンが通りにくくなる

今すぐ購入する場合のメリットとデメリット

うまくいけば資産価値が落ちず売却益が出たり実質タダで住める可能性がある
自分たち好みの家に住むことでより生活が楽しくなる可能性がある
会社員であるうちに購入すれば住宅ローンが通りやすい

× 価格が落ちて負債になってしまう可能性がある
× 住んでみてやっぱり違うとなっても気軽に引っ越せない
× 例えば事業を立ち上げたいと思ったときに住宅ローンが重荷になる可能性がある

「お金」の問題と「今か将来か」の問題に着目

Konojyパパ

やっぱり賃貸にすると賃料は絶対に戻ってこないお金だし、「いつか買おう」で「今の生活」を犠牲にしてもいいのかなって思っちゃう

Konojyママ

気持ちはわかるけど、気軽に引っ越せないことや住宅ローンが重荷になっちゃう可能性は無視できないよ

Konojyパパ

究極的には購入と賃貸ではどっちが得になるか、どっちが楽しい人生を送れるかってことだよね。この部分をもう少し掘り下げてみよう。

資産価値が維持できる家がみつかれば住居費用をミニマムにできる

「賃貸 vs 購入」は永遠のテーマと言われることもありますが、実際賃貸のお金ってもったいなくないですか?

例えば家賃20万で5年間住んだら、年間240万円で5年間で1,200万円消費することになるわけです。これが家賃30万円だったら5年間で1,800万円・・・!!

Konojyパパ

さすがにこれだけの金額がかかってくるとなると無視できないよね。Konojy家はこのコストをどうにかして最小化するために、①自宅投資と②他の投資で賃貸費用分を稼ぐことを検討しました💡

①自宅投資を行う

これは家購入を投資とみなして、資産価値が維持できるような家を購入する方法です。

メリットもし買ったときと同じ金額で売れたら、その家に住んでいた期間は住居費用が実質タダ。
つまり、投資で家賃分稼いだのと同じ効果を得られ、かつ賃貸住宅よりも良い家に住める。
リスク資産価値が落ちてしまったら結局賃貸費用を払っているのと同じ結果になるか、最悪の場合はもっと金額が落ちて賃貸費用以上にコストを掛けてしまったことになる可能性あり。

投資をして賃貸費用分を稼ぐ

これは賃貸に住みながら他の投資を実施して、投資からの収益で賃貸費用を賄おうという考え方です。

メリット住宅ローンを負わない分を投資に回し、例えば先程の例だと5年間で1,200万円以上稼げば賃貸費用は実質ゼロになり、購入して資産価値を維持した場合と同等の結果となる。
リスク5年間での投資で1,200万円稼ぐのはハードルが高い可能性があり、全く稼げない可能性すらある。

以上を踏まえてKonojy家は資産価値が維持できそうな家を購入するほうがお金を無駄にしないという意味では可能性が高そうだという結論に至りました。

  • 投資初心者の我が家が5年間で1,200万円以上稼ぐのはかなりハードルが高い
  • 住宅ローンのほうが金利が低く、よりレバレッジが効く
  • 現在不動産価格は非常に上がってしまっているが、今後の不動産価格を左右する最も重要な要素は金利であり、個人的にはしばらく低金利が続くことで大きく上がることはなくとも大きく下がることもなさそうと見ている
  • むしろインフレが進むことでより一層価格が上がっていく可能性もある
  • Konojy家は海外赴任直前に所有していた区分マンションを売却して売却益を出したことがある
  • 住宅ローンを負っても借り入れをしない形で小さく事業や投資を始めることはできる

住みたい家に住んで今を最大限楽しみたい

Konojy家は「今を最大限楽しむこと」を最近のテーマにしています。

Konojyママ

この辺の考えは以下の記事でKonojyパパが熱く語っています😅
もしご興味があればご参照下さい。

このテーマに則って改めて考えた場合、我が家が今を一番楽しめるのは今すぐ購入することだという結論になりました。

  • Konojy家はいつかは家を購入してリフォームか注文住宅にすることで理想の暮らしを実現したいと思っていた
  • それでも今は賃貸を選択した場合、それは今を我慢して、いつくるかわからない将来を優先することになる
  • 気軽に引っ越しはできなくなってしまうが、小さい子連れでの引っ越しはいずれにせよ何回もやりたくない
  • 「こんなはずじゃなかった」となるリスクは事前の検討を徹底することで減らすことができる

まとめ

Konojy家は便利でかっこいい家に住みたい欲が強いですが、家に掛かる費用は基本的にもったいないと思っています。

また、いつかの夢ばかりみるのではなく、如何に今を最大限楽しめるかを軸に行動することを心がけています。

このような価値観のもとで賃貸か購入かを検討した結果、家購入を投資として捉えて住宅費用を最小限にしつつも、今の暮らしが最大限楽しめるような家探しをすることが我が家の理想だという結論に行き着きました。

みなさんはどのような価値観のもと家探しをしていますでしょうか?我が家の経験が少しでも家探しで悩まれている方の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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