家づくりを決めるまでの道のりシリーズ第四弾です。
第三弾「戸建てかマンションか」の続きになります。
前回の記事はコチラ

これまで、「日本へ帰国」→「住宅を購入」→「戸建を購入」→と決断してきました。
次に決めなくてはいけないのは、「どのエリアに住むか」です。
エリアを決めるにあたっては色々な検討要素があるかと思いますが、Konojy家がまず初めに考慮したのは「子どもの学校」についてです。Konojy家の長男は現在5歳で、来年の4月小学校に入学します。
特定の小学校に通わせたいのであれば、住まいのエリアは必然的に絞られます。
今回はKonojy家の教育や小学校選びに関する考え方について書いていこうと思います。子どもの教育や住宅購入のエリア選びで迷われている方の参考になれば幸いです!
まずはKonojy家の結論
結論から先に書いてしまうと、Konojy家は住みたいエリアを決めるにあたり、「子どもの学校」は考えすぎないことにしました。
もちろん学校の評判や、学級崩壊が発生していないかなどは気にしますが、どのような教育を行っているかまでは考えすぎないようにしたということです。
エリア選定にあたって子どもの教育は最優先と思っていたのですが、色々と調べて検討した結果、Konojyパパ・ママが理想とする教育環境を整えることは簡単ではないということがわかりました。
そうであれば学校は公立校にして、自分たちが理想とする教育環境は出来る限り家庭で作り、コストを掛けすぎない分海外移住の準備に集中しようというのがKonojy夫婦の結論です。
Konojy家の教育に関する理想
まず、Konojy夫婦はカナダでの教育にかなり影響を受けています。そして、Konojy家、特にKonojyパパは色々な物事に対してかなりこだわりが強めです笑
ここからはクセ強めの内容になっている可能性がありますので、上記を踏まえながらお読み頂ければと思います🙇♀️

できればカナダの学校と似た環境を持つ学校を見つけたいよね



日本では小学校低学年からの塾通いが普通になってきてるみたいだけど、うちはできれば勉強ばっかりじゃなくて色々な経験させてあげたいな〜



髪型や服装に細かい規則が設けられている学校は避けたい!



自由な教育環境いいね!宿題がない学校とかもいいな
Konojy夫婦の教育に関する理想は以下の3点です。この理想を叶えられるような小学校を探すことがまずはKonojy家の最優先事項となりました。
- 英語が維持できる
- 規則が厳しくない、自由な雰囲気、個性を尊重
- 勉強ばかりではなく色んな経験ができる、塾通いの子の割合が高すぎない
英語中心の学校はコスト面から断念
まず初めに検討したのがインターナショナルスクールなど英語が学べる小学校です。
カナダにいる間に子ども達はだいぶ英語が話せるようになったので、英語を維持できる環境を用意してあげたいという気持ちがありました。





インターナショナルスクールはやっぱり我が家の理想に近いんじゃない?英語も継続できて、日本の学校より自主性を重んじてそう。



インターナショナルスクールって一人年間300万円ぐらい掛かるらしいよ。3人行かせたら1,000万円近く。。。



それはさすがに現実的じゃないね。。。
インターナショナルスクールに行かせてあげられたらベストですが、どの学校も年間300万円ほどかかるので金銭的に厳しく諦めました。
インターナショナルスクールの他には、インド人学校やイマージョン教育の学校なども検討しました。
インド人学校ってどんな学校?
- インターナショナルスクールの一つに含められることもあるが、どちらかというと民族学校の括りに入る
- 先生と生徒の大半はインド人でインドの習慣に基づいた学校生活を送る
- インターナショナルスクールに比べて学費が安く、英語で教育を受けられるのがメリット
- 勉強熱心で宿題も多いそう
イマージョン教育って何?
- 授業を英語で行う学校のことで、インターナショナルとはちょっと違う
- 学校によって英語で授業を行う科目が異なり、英語を使用する頻度が異なる
- インド人学校よりも更に学費が安く、日本語や日本の習慣についても学ぶことができるのがメリット
- 通っている生徒はインターナショナルスクールやインド人学校のように英語ネイティブな子どもではなく、英語が第2言語の子どもたちが大半
英語が学べるインド人学校やイマージョン教育の学校も惹かれましたが、どこも一長一短があり決めきれずにいました。
そこで原点に戻り、学校選びにおいて英語教育は本当に必要な条件なのかを夫婦で再度話し合いました。
Konojy夫婦の話し合いの結果
- インターナショナルスクールは高すぎる
- インド人学校やイマージョン教育は我が家にはちょっと中途半端かも
- 海外移住が実現できれば英語力は伸ばせるから、海外移住をできるだけ早く実現することを優先した方がいい
- 数年後に海外移住するのであれば、日本にいる間に日本語や日本の習慣を学べる学校を選んだ方が良い
まあなんだかんだ理由はつけていますが、やっぱり「インターナショナルスクールは高すぎる」に我が家の理由は尽きると思います^^;
インターナショナルスクールがもっと全然安かったら迷わずインターナショナルスクール行かせてただろうな〜。
何れにせよ、Konojy家は学校選びにおいて英語教育は重視しないことにしました。
自主性や個性を尊重した学校も
カナダ滞在中、長男と次男はモンテッソーリ教育の幼稚園に通っていました。
モンテッソーリ教育は自主性や個性を尊重する教育方針となっており、子どもたちも毎日楽しく通っていたため、Konojy夫婦はこの方針をとても気に入っていました。
Konojy家のこどもたちが通っていたモンテッソーリスクール
- 1日のスケジュールが決まっておらず、自分が好きな時間に好きなことをする
- おやつの時間も決まっていないので、各自好きなタイミングで食べる
- 一人一人の興味や成長に合わせてやりたいことをやらせてくれる(うちの長男は算数が好きで、年中の頃から掛け算を教えてもらっていました)
そこで、日本でも似たような学校を探したところ、自主性や個性を重んじるという意味では東京モンテッソーリスクールなどのモンテッソーリ教育を採用している学校や、長野にある大日向小学校や風越学園のようなユニークな学校があることを知りました。
どの学校もとても魅力的だったのですが、Konojy家には以下が大きな障壁として立ち上がりました。
- モンテッソーリ校:高すぎる
- 大日向小学校や風越学園:長野に移住する必要がある



世の中やっぱり金だね・・・



実家は二人とも関東だし、仕事も基本東京。長野に移住するのも正直現実的じゃないよね…



自分たちはどうしたいかもう一回整理してみようか💡
Konojy家の話し合い内容
- 自主性や個性を尊重する教育は学校任せで良いのか?
- 家庭内でも行わなければ意味がないのではないか?
- モンテッソーリ教育の幼稚園に通っている間、子ども達は自分で自分の行動を選択してるけど、家では私たち夫婦が「早く○○しなさい」「もう○○するのやめて」と言って子どもの行動をコントロールしがち
- 風越学園のようなプロジェクトワークは自分たちでも似たようなことに取り組めるかも
夫婦の話し合いの結果、そもそも学校に期待しすぎていた部分が大きいことに気づきました。子どもにとって周りの環境は大事だと思いますが、いい学校に入れれば勝手にいい子に育ってくれるなんてたぶん幻想ですよね。
子どもの成長は家庭の影響が一番大きいはずだから、自分たちが重視する自主性や個性を尊重する考えを身につける教育は、学校に求めるのではなく自分たちで出来る限りのことをやっていこう、という結論になりました。
結果、Konojy家は自主性や個性を尊重した特別な学校は選ばず、公立小学校に通わせることにしました。
公立小学校は情報が少ない
公立小学校といっても学校によって色々と特色があるかと思います。
Konojyか関東であればどこに住んでもいいと思っていたので、インターナショナルスクールや自主性を尊重する学校を諦めた今、せめて公立小学国の中でも教育環境が良かったり、子どもがのびのびと成長できる環境を選びたいと考えました。
公立小学校を選ぶ際のKonojy家のこだわりポイント
- 勉強ばかりではなく、逆に塾通いの子が少なく、勉強以外の経験も色々とできる
- 宿題を出さないであったり、規則の少ない自由な校風
そこでとりあえず評判の良い公立小学校をネットで調べてみることに・・・



うーん、情報としては色々あるけど、私たちが欲しい情報あまり出てこないなー



有名中学校への進学率が高いかどうかが評価のポイントになっているみたいだね。
結局私たちが欲しい情報はなかなか見つけられず、Konojy家が理想とするような小学校を見つけることはできませんでした。
そのため、学校をエリア選定の最優先事項とはせず、他の要素によって候補を絞り、その候補先を検討する中で合わせて学校の評判も調べていく形に落ち着いていきました。
まとめ
Konojy家は住むエリアを探すに当たって、当初は「子ども学校が最優先!」と考えていましたが、結局は他の要素から候補地を絞ってその中で学校の評判も見ていく形になり、子どもの学校は考えすぎない形に落ち着きました。
ただ、この検討を行ったことにより、「子どもの教育は学校に頼りすぎず、家庭でも頑張る」という整理が夫婦の中でできたのは大きな収穫でした✨
みなさんは住むエリアを決めるに当たって「子どもの学校」の優先度はどの程度あるでしょうか?我が家の検討過程で考えたことやわかったことが、子どもの教育方針や学校選びで悩まれている方の少しでも参考になれば嬉しいです!
今回も最後までお読みいただき有難うございました
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