【床①】小さい子がいるのに無垢床(ヒノキ・杉)を選んだ理由

【Konojy家の床シリーズ】第一弾は「無垢床」についてです。

Konojy家は1階はヒノキの無垢床・オイル塗装、2階は杉の無垢床、オイル塗装にしました。

「無垢床は高そう」「汚れても拭いて落とせないからイヤ」「子どもが小さいから無垢床はちょっと・・・」無垢床ってこんなイメージありませんか?

Konojyママ

家づくり当初、Konojy家も幼い子が3人いるし、床は絶対傷や汚れの付きにくいものがいいと思ってたよね!

Konojyパパ

それがまさか、最も傷や汚れが付きやすい「杉とヒノキの無垢床・オイル塗装」にするとはね!笑

子どもが小さい家庭にとって、無垢床やオイル塗装は選択肢から外れがちですが、なぜKonojy家がそれらを選んだのか、Konojy家の床材選びの様子をこの記事にまとめてみました。

以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にして頂けると嬉しいです!

・無垢床って何がそんなに良いの?デメリットは?

・小さい子どもがいても無垢床で大丈夫なの?

・杉・ヒノキ・パインの無垢床の違いが知りたい!

目次

床の選び方

床を選ぶには「板材の種類」・「塗装方法」・「木材」を選ぶ必要があります。

板材の種類

  • 無垢板:一本の原木から切り出した板
  • 挽板:合板の上に厚み2mm程の無垢板を貼り付けた板
  • 突板:合板の上に厚み0.3~0.5mm程の無垢板を貼り付けた板
  • シート張りフローリング:合板の上に木目などを印刷したシートを貼り付けた板

床暖房

全ての板材で床暖房を付ける事ができます。

ただし、無垢床だと選択肢が少なめです。

歩きやすさ

木材の種類によりますが、同じ木材で比べると、表面の無垢板が厚い順に(無垢板>挽板>突板)クッション性が高く、足腰への負担が軽減します。

よごれ・傷

よごれや傷の付きやすさは木材の硬さや塗装方法によって変わってきますが、板材の種類では違いはありません。

よごれや傷の「修復」は無垢床が一番優れていて、ヤスリで削ったりアイロンをかけることで傷を目立たなくさせることができます。

金額

シート張りフローリングが一番安く、続いて突板が安いです。

無垢板と挽板は木材の種類や床暖房対応の板材かどうかによって、無垢床の方が高くなることも挽板の方が高くなることもあります。

塗装方法

塗装方法は無塗装・オイル塗装・ウレタン塗装の3種類ありますが、無塗装を選ぶ人はごく稀で、一般的にはオイル塗装かウレタン塗装が選ばれます。

無塗装

何も塗装を施していない状態

・見た目が木そのもの(光沢がない自然な仕上がり)
・足触りが良く、ペタペタせずスベスベする
・木の調湿作用があるため、結露やカビが発生しにくい

・塗装費がかからない

・水分や汚れが非常に染み込みやすい
・経年変化する

オイル塗装

床板の表面にオイルを塗り、内部に浸透させる方法。

・見た目が木そのもの(光沢がない自然な仕上がり)
・足触りが良く、ペタペタせずスベスベする
・木の調湿作用が残るので、結露やカビが発生しにくい

・水分や汚れを放置すると取れなくなる(すぐに拭けばOK)
・定期的にオイルを塗り直す必要がある
・経年変化する

ウレタン塗装

ウレタン樹脂を含んだ塗料でコーティングする方法。

水分や汚れが浸み込みにくい
・割れや反りが発生しにくい
定期的なメンテナンスが必要ない
・経年変化しない

・光沢が出て木そのものの質感を感じられない
・肌触りがスベスベではなくペタペタする

木材の種類

木材の種類は広葉樹と針葉樹の2種類に分けられます。

針葉樹

・成長が早いので価格が安い

・空気を多く含むため柔らかく温かい

・代表的なのは杉、ヒノキ、パインで、どれも似たような明るい色合い

広葉樹

・成長が遅いので価格が高い

・空気の比重が少ないので固くて冷たい

・オーク、ウォールナット、メイプル、チーク、アッシュなど種類が豊富でカラーバラエティーが多い

Konojy家の床選び

無垢床を選んだ理由

Konojyママ

床暖房あったら嬉しいけど高いよね・・・
暖房だけで大丈夫かな?

Konojyパパ

アイ工務店の家は気密性が高いから、一日中暖房を付けっぱなしにしていれば、十分温かいらしいよ!
ファンタジスタ藤本さんも、杉やヒノキの無垢床にしたら床暖房なくても足ざわりが温かいって言ってたよ!

Konojyママ

そうなんだね!
そしたら床暖房はやめて、1階も2階も無垢床にしよう!

Konojyパパ

2階は子どもたちが床に直に座って遊ぶことが多いだろうから、杉やヒノキの無垢床だと温かいし柔らかいからいいね!

Konojy家が無垢床を選んだ理由

・床暖房は高すぎる
・材木によっては無垢床でも十分温かい
・床に直に座ることが多いが、ラグは敷きたくないので、クッション性のある床がいい

オイル仕上げを選んだ理由

Konojyパパ

見た目や足触り的には絶対オイル塗装がいいよね!

Konojyママ

我が家は幼い子が3人いるからオイル塗装は無理じゃない!?
しょっちゅう汚すしこぼす、トイトレもあるし・・・

Konojyパパ

確かにね・・・でも汚れたらすぐ拭けば大丈夫だよ!

Konojyママ

定期的にオイル塗り直すのも面倒すぎる・・・

Konojyパパ

確かに面倒だけど、Konojy家の家は見た目重視だから、絶対オイル仕上げにするべき!メンテナンスは頑張ろう!

Konojy家がオイル塗装を選んだ理由

・見た目のかっこよさ
・足触りの良さ

杉・ヒノキを選んだ理由

Konojyはは1階はヒノキ、2階は杉の無垢床にしました。

Konojyママ

冬にヒヤッとしない温かい木材がいいから、候補は杉・ヒノキ・パインかな?
価格的にもこの3つは安くていいね!

Konojyパパ

どれも明るい色味だけど、壁や天井はグレーや黒にする予定だから、床は明るめの方が暗くなりすぎなくて良いよね!

Konojyママ

杉・ヒノキ・パインの中でどれがいいかな?
違いを調べてみよう!

杉・ヒノキ・パインの違い

・一番安い

・一番暖かい

・一番足触り良い

・赤みががった色味

・節が多い(様々なサイズの節がランダムにある)

ヒノキ

・一番高い

・耐水性が強い

香りが強く防虫効果がある

・白やピンクに近い色味

・節が一番少ない

パイン

・一番硬い

・黄色っぽい色味

・節が多い(同様のサイズの節が等間隔で並んでいる)

Konojyママ

足触りと暖かさは一番杉がいいんだけど、節の多さがどうしても気になる・・・

Konojyパパ

住んでたら見慣れてくると思うけど、お客さんが来た時、人によっては「気持ち悪い」と思う人もいそうだよね・・・

Konojyママ

2階はお客さんが上がることが少ないから杉にしようか!
1階はキッチンもあるし耐水性の強いヒノキにしよう!

Konojy家が杉とヒノキを選んだ理由

1階:ヒノキ
・キッチン・ダイニングがあるので耐水性の高さに惹かれた
・お客さんもよく目にするスペースなので、節が少ない見た目が良かった

・ヒノキの匂いが好き

2階:杉
・一番安い
・ソファがなく直に座ることが多いので、足触りの良さ重視
・お客さんが目にすることは少ないフロアなので、節の多さは気にしなかった

小さい子どもがいる家こそ無垢床!

子どもが小さい家庭では敬遠されがちな無垢床・オイル塗装ですが、実は子どもにとってのメリットも沢山あります。

・ハイハイをしたりよく転ぶ子どもにとって柔らかい無垢床は安全

・床暖房のように熱くなりすぎることもないので子どもに安全

・杉・ヒノキだと特に抗菌効果・ダニ防除効果がある

無垢床の傷や汚れはヤスリやアイロンで何度でも修復可能。逆に他の板材では深い傷が入ると下地が出てきてしまう。

Konojyママ

逆に子育て家庭にとって、無垢床の最大のデメリットは手入れの手間だよね。

Konojyパパ

そうだね。傷や汚れは等でも修復可能だけど、毎度ヤスリやアイロンを使用するのは面倒だよね・・・

Konojyママ

オイル塗装も定期的にやり直した方がいいけど、小さい子どもがいるのにゆっくり手入れしてられないよね・・・

Konojyパパ

傷や汚れはある程度溜まったらまとめて修復するようにして、オイル塗装も年に1回だけ頑張ろう!

まとめ

Konojy家は当初無垢床に全く興味がありませんでしたが、ファンタジスタ藤本さんの影響で無垢床に興味を持ちました。

無垢床について調べ始めると、予想とは裏腹に良いこと尽くしで、無垢床の魅力にどっぷり惹かれました。

子育て家庭にとっても無垢床は非常にオススメです!

Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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