Konojy家の間取り決めシリーズ第3弾です。
前回修正してもらった間取り案も気に入っていたのですが、オープン階段や吹き抜けなども諦めきれず、全く異なるレイアウトを検討し直します。
間取り決めで悩んでいる方や、アイ工務店でどんな間取りが可能なのか知りたい方の参考になれば幸いです!
前回の記事
間取りを考える上で重要なこと
現在の間取りも総じて気に入っていましたが、完璧に満足しているわけではありませんでした。
実際にその間取りで暮らしていることを想像して考えると、「これだと不便に感じるのではないか」、「こうした方がかっこいいのではないか」など新たな要望が出てきます。
間取りを考える際には、図面とにらめっこするだけでなく、実際にそこに暮らしたイメージを具体的にしてみることが重要です。
具体的には以下のような想像をしていました。
導線
- 朝起きて家を出るまでどんな導線を通るか
- 帰宅後どんな動線を通るか
- 玄関からどんなアプローチでリビングまで辿り着きたいか
- 子どもがドロドロになって帰って来た時、お風呂までどうやって辿り着くか
- 子どもの友達が来た時、子ども部屋までどんな導線を通るか
住み心地
- 家にいる間リビングとダイニングどちらに居ることが多いのか
- キッチンで料理している間、子どもたちはどこにいるか
- リビング・ダイニングに人がいる時、トイレの音は気にならないか
- お客さんはリビングとダイニングのどっちに座ることが多いか
- スキップフロアとヌックはそれぞれどんな時に使用するか
- リモートワークで電話会議をする機会はどれくらいあるのか
- エアロバイクやランニングマシーンは子どもが寝ている最中に使うのか
眺め
- 玄関を開けてまずどんな光景を見たいか
- ダイニングで食事中、目の前に中庭が見えるのとリビングが見えるのどっちが良いか
- リビングからダイニングとキッチンどちらが見える方が良いのか
- リビングから中庭を眺めた時、周りの建物は気にならないか
- 中庭から室内を覗いた時どんな光景が見たいか
現在の間取りの不満ポイント
上記の様に実際にその間取りで暮らしている想像をしてみると、現在の間取りでは満足できないポイントに気が付きました。
具体的には以下のポイントが気になっていました。
①洗面台が玄関から遠すぎる。帰宅時にすぐ手洗いできるように水回りを玄関近くにしたい
②脱衣所が無駄に広すぎるので他のスペースに当てたい
③アイランドキッチンにしたい
④オープン階段にしたい
⑤リビングに吹き抜けを取りたい
⑥ワークスペースをやっぱり2つとも個室にしたい
⑦スキップフロアの用途が定まらないので必要ないかもしれない
吹き抜けリビングと玄関近くに水回りを配置するのは今の間取り案ではできなさそうだね・・・
かなり大幅に間取りを修正しないとだけど、一度自分たちの希望が全部叶った間取りを考えてみようか
そうだね、何も試さず諦めたら後から後悔しそうだから、考えるだけ考えてみよう!
後悔しないためにするべきこと
間取りの作成はハウスメーカーが行い、施主はそれに対する修正要望を伝え、間取りを完成させていくのが一般的ですが、Konojy家は自らガンガン間取りを作成していました。
始めは「間取り作成はハウスメーカーに任せた方がいい」、「プロの考える案より良いものを自分たちが思いつくはずがない」、「自分たちがこんなしゃしゃり出るべきではない」と思っていました。
しかし実際にその家に住むのは自分たちです。後から不満なポイントが出てきても誰も責任を取ってはくれません。
「そんな提案してくれなかった」、「もっとこうしてくれれば良かったのに」と後から思わないためにも、自分たちが積極的に間取り作成に携わっていきましょう!
新・吹き抜け間取り案
何パターンも間取り案を書き出し、あーでもない、こーでもないと検討した結果、Konojy夫婦の希望が全て盛り込まれた間取り案が出来上がりました!
修正ポイント
- リビング・ダイニング・水回りの位置関係を入れ替える
- 玄関近くに水回りを配置
- リビング上に吹き抜け
- リビングにオープン階段
- 2階の東側と西側を渡り廊下で繋ぐ
- スキップフロアをなくしたので2階のフリースペースが広々
- ファミクロとシュークロを繋げることも可能
- アイランドキッチン
中庭とコの字型の枠組みはそのままで、中身のレイアウトを大幅に変更したら、希望通りの間取りができたね!
リビングとダイニングのスペースも前の案より広々としていい感じだね!
この間取り案が実現可能かアイ工務店に確認してみよう!
アイ工務店に確認したところ、建築面でも問題なく、間取り自体も好評だったので、この吹き抜け間取り案をベースに今後修正を加えていくことにしました。
後悔しないためにするべきこと
家造りにおいて全ての希望を叶えることは難しく、優先順位をつけて妥協できることは我慢する必要があると思います。
しかし色んな間取りの可能性を検討せずに我慢するのでは後から後悔します。
どうにか希望を叶えられないか色んな案を検討し、それでも実現できないのであれば諦めがつきます。
Konojy夫婦もこの間取り案ができるまで、ダイニングとリビングの位置を交換したり、ダイニングとキッチンの位置を交換したり、階段の位置や形を変えたり、キッチンの形を変えたり、玄関の位置を変えたり、コの字の向きを変えたり、あらゆる可能性を探り、50案くらい書き出しました。
間取りの検討は始めは楽しいのですが、ずっと考えていると「もうこれでいいのではないか」と諦めたくなる場面が出てくることがあります。
しかし家造りにおいてこの間取りのベース決めが一番重要であり、後から大幅に修正することが難しくなります。
最大限時間を使って、納得するまでとことん検討しましょう!
まとめ
間取りのベース決めは注文住宅の醍醐味です。
大変な作業ですが、是非楽しんで行なってください!
Konojy家は今回作成した吹き抜け案でベースの間取りは決まったので、今後水回りや2階などのレイアウト修正を行っていきます。
今回最後までお読みいただきありがとうございました!
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