【ロボット掃除機】無垢床で水拭き機能を使う方法

Konojy家の床は1階・2階共に無垢床ですが、ロボット掃除機を使用します。

Konojyが購入したのは、ECOVACS(エコバックス)の「DEEBOT X1 OMNI」です。

本来は禁止されていますが、Konojy家は自己責任で「DEEBOT X1 OMNI」の水タンクに無垢床専用クリーナーを入れて拭き掃除を行います。

この記事では、無垢床でのロボット掃除機の使い方や、ロボット掃除機の選び方について紹介していきます。

以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にしていただけると嬉しいです!

・無垢床でもロボット掃除機を使用していいの?

・どのメーカのロボット掃除機がいいの?それぞれの違いは?

・無垢床にオススメのロボット掃除機を教えてほしい!

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目次

無垢床の掃除方法

無垢床はオシャレで足触りも良く、調湿作用もあったりとメリットが多い反面、掃除やメンテナンスは気をつけないといけません。

日常の掃除方法・定期メンテナンス

オイル塗装の無垢床は、水拭きすると毛羽立ちやシミが出来るため、水拭きは推奨されていません。

どの無垢床メーカーも「基本は掃き掃除と乾拭き、汚れを落としたい場合には専用のクリーナーを使用」することを推奨しています。

マルホンHP記載の掃除方法

<日常のお手入れ>
・表面の塵やほこりを掃除機などで除去
・拭き掃除をする場合は、雑巾やフロアワイパーで乾拭き(※水拭きは避けてください)
・汚れ落としには、Arbor水性クリーナーワックスを使用

<定期的なお手入れ>
1年に1度を目安に、仕上げに使用している塗料を塗布

モリアンHP記載の掃除方法

<日常のお手入れ>

・掃除機と乾いた雑巾などで乾拭き、または固く絞った雑巾で水拭き
・汚れが落ちない場合は メーカーから出ているフロアークリーナーでふき取る

<定期的なお手入れ>

 半年から1年に一度、「ワックス&クリーナー」を塗り、拭き取る

ロボット掃除機は使えるの?

無垢床をロボット掃除機で掃き掃除や乾拭きをするのは問題ないと各メーカーのHPに記載されています。

ただし、水拭き機能の使用は推奨されていません。

マルホンHP

●ドライタイプのロボット掃除機
お使いいただけますが、フローリングを再塗装した後やArbor水性クリーナーワックスを使用した後は、完全に乾燥するまでご使用をお控えください。

●ウェットタイプのロボット掃除機
浸透性塗料で仕上げた商品を水拭きすると毛羽立ちやシミなどの原因となりますので、水拭きタイプのロボット掃除機は絶対に使用しないでください。

モリアンHP

ドライタイプなら問題ないと思われますが、スチーム機能が付いたタイプや水拭きタイプは使用しないでください。
フローリングは水気を嫌います。何らかの不具合を起こす可能性があります。

ロボット掃除機の選び方

従来ロボット掃除機と言えばルンバ一択でしたが、最近は色んなメーカーから発売されていて、性能や価格もルンバ以上の物が沢山あります。

色んな種類のロボット掃除機が発売されていて、どれを選んだら良いのかわからないという人のために、選ぶポイントをまとめてみました。

選ぶポイント

拭き掃除機能の有無
②ダストステーションの有無
③モップ自動洗浄・乾燥の有無
④マッピング機能の有無
⑤吸引力
⑥音の静かさ

拭き掃除機能の有無

従来のロボット掃除機は掃き掃除のみでしたが、最近では拭き掃除もしてくれる2in1のロボット掃除機も発売されています。

2in1のロボット掃除機は家事ラクになりますが、その分価格は高くなります。

ロボット掃除機に掃き掃除だけをしてもらうか、または拭き掃除もしてもらうかによって、選ぶべきロボット掃除機が変わってきます。

①「掃き掃除のみ」のロボット掃除機
→掃き掃除のみの製品は格安メーカーからも販売されていますが、性能面を考慮するとiRobotまたはAnkerがオススメ!

掃き掃除+拭き掃除」の2in1ロボット掃除機
→ECOVACSとROBOROCKのロボット掃除機は全て2in1!性能が良くてオススメ!

「掃き掃除のみ」のロボット掃除機と「拭き掃除のみ」のロボット掃除機の2台持ち
→iROBOTのルンバとブラーバは連携できるので2台持ちにオススメ!

ダストステーション

ダストステーションはロボット掃除機が集めたゴミを自動で回収してくれます。

最大60日間分のゴミを収容できるので、ゴミ捨ての手間が大幅に減ります。

・ゴミ捨ての手間がかからない
・ゴミ捨てで手が汚れない

・ダストステーションの存在感がある
・ゴミ捨て紙パックの費用がかかる
・ゴミ収集時の音が大きい

どのメーカーもゴミ自動収集機能に大きな差はありません。

ROBOROCKの「S7+」と「S7 MaxV Plus」は、紙パック式とサイクロン式の2通りのゴミ収集方法が選べます。

サイクロン式は、エコな上、おもちゃやアクセサリーなどを誤って吸い込んでしまっても、中身が見えるため安心です。

紙パック式は、ゴミを捨てる際に舞い散るホコリが気になる方へオススメです。

モップ自動洗浄・乾燥

拭き掃除機能が付いたロボット掃除機の中でも、モップを自動洗浄・乾燥してくれる高機能なモデルがあります。

モップを毎度自分で洗う必要がないので手間がかかりません。

・モップを洗う手間がかからない

・価格が高くなる
・ステーションの存在感がある

モップの自動洗浄・乾燥機能があるのは、エコバックスとロボロックのみで、以下のモデルです。

ECOVACS:DEEBOT X2 OMNI、DEEBOT X1 OMNI、DEEBOT T20 OMNI、DEEBOT T10 OMNI
ROBOROCK:S8 Pro Ultra、S7 MaxV Ultra

マッピング機能

従来のロボット掃除機は横断無尽に走行し、ぶつかったら向きを変えて走行し直していました。

しかしマッピング機能が付いたロボット掃除機は、部屋の間取りを学習し、最短ルートで隙間なく走行してくれます。

掃除残しもなく、掃除時間も短く済みます。

・掃除残しがない
・短時間で掃除が終わる
・家具や壁にぶつからない

・価格が高くなる

マッピングの精度はメーカーによって異なりますし、同じメーカーでも機種によってマッピング機能を使用している機種と使用していない機種があるので、それぞれ確認が必要です。

ROBOROCK、ECOVACS、iROBOTのマッピングの性能は良いと言われています。

吸引力

フローリングの場合、吸引力に大きな差は感じませんが、カーペットの掃除の場合は吸引力に差が出てきます。

カーペットを敷いている場合は、吸引力の高い機種を選びましょう。

吸引力は同じメーカーでも機種によって全く異なります。

ROBOROCK:2,000Pa〜6,000Pa
ECOVACS:2,600Pa〜8,000Pa
ANKER:2,000Pa〜5,500Pa
iROBOT:非公開

音の静かさ

メーカーによって音の大きさが異なってきます。

小さな子どもがいる家庭や、夜に使用予定の場合には音の静かなものを選びましょう。

iRobotのロボット掃除機は音が比較的大きいという口コミが多いです。

無垢床にオススメのロボット掃除機

無垢床用でのロボット掃除機の使用方法は4通りあります。

1.ロボット掃除機で掃き掃除のみ」行う
 →掃き掃除機能のみのシンプルなロボット掃除機を購入し、拭き掃除は手作業で行う。

2.ロボット掃除機で「掃き掃除と乾拭き」を行う
 →掃き掃除と乾拭きをロボット掃除機で行い、それでも取れない汚れは専用クリーナーで手動で行う。

3.ロボット掃除機で「掃き掃除と水拭き」を行う
 →無垢床に水拭きは推奨されていないけれど、頻度を低めにロボット掃除機で水拭きも行う。

4.ロボット掃除機で「掃き掃除と専用クリーナーでの拭き掃除」を行う
 →ロボット掃除機の水タンクに専用クリーナーを入れ、ロボット掃除機に専用クリーナーでの拭き掃除もしてもらう。
  (水タンクに水以外の物を入れると故障の可能性が出てくるが、自己責任で行う。)

掃き掃除のみ」行う場合

拭き掃除を手作業で行うことが苦でなければ、掃き掃除機能のみのロボット掃除機を購入するのがオススメです。

掃き掃除機能のみのシンプルなロボット掃除機で良いので、価格も安くなります。

・価格が安い

・拭き掃除を手作業で行う手間がかかる

オススメのロボット掃除機

掃き掃除機能のみの掃除機なら高性能なiRobotかANKERがオススメです。

価格はiRobotよりANKERの方が安いです。

ダストステーション付き おすすめロボット掃除機

・iRobotのルンバ i5+

ダストステーションなし おすすめロボット掃除機

・ANKERのEufy RoboVac X8

「掃き掃除と乾拭き」を行う場合

無垢床メーカーが推奨する掃除方法は、「基本は掃き掃除と乾拭き、汚れを落としたい場合には専用のクリーナーを使用」なので、ロボット掃除機で「掃き掃除と乾拭き」をするのが一番手間がかからず、床を綺麗にできる方法です。

また、ロボット掃除機を裏返して手動でモップに専用クリーナーを吹き付ければ、専用クリーナーでの拭き掃除も可能になります。(吹き付ける手間はかかりますが・・・)

基本は乾拭き、たまに専用クリーナーを吹き付けて使用することで、床を綺麗に保ちやすいですが、乾拭き機能が付いたロボット掃除機は種類が少なく、高額なのがデメリットです。

・拭き掃除の手間がかからない
・無垢床にあった掃除方法で床を綺麗に保てる

・乾拭き機能のついたロボット掃除機は少なく、価格が高い

オススメのロボット掃除機

2in1ロボット掃除機の拭き掃除機能のほとんどが水拭き専用になります。

しかし機種によっては、水タンクに水を入れずに稼働させることで、乾拭きができるものもあります。

乾拭きできる2in1ロボット掃除機

・ECOVACSの「DEEBOT X2」

・ROBOROCKの全モデル

乾拭きできる床掃除ロボット(掃き掃除機能はなし)


・iRobot「ブラーバジェット m6」「ブラーバ 390j」「ブラーバジェット 250」

その内、現在公式HPで購入できるのは「ブラーバジェット m6」のみです。

 

乾拭き機能が付いたロボット掃除機については、以下の記事に詳しくまとめています。

無垢床にオススメ!乾拭きできるロボット掃除機

「掃き掃除と水拭き」を行う場合

無垢床の水拭きは、水拭きすると毛羽立ちやシミが出来る可能性があるため推奨されていません。

しかし固く絞っと雑巾での水拭きや、水拭き後に乾拭きをすればOKとも言われています。

また、いろんな人のブログを読んでいたら、「無垢床だけどロボット掃除機で水拭きしてます」って人も結構いたので、木材の種類や水拭きの頻度によっては毛羽立ちやシミの出来る可能性が低いのかもしれません。

毛羽立ちやシミが出来る可能性を承知の上、ロボット掃除機で水拭きもするというのも一つの方法です。

・拭き掃除の手間がかからない
・汚れがよく取れる

・無垢床に毛羽立ちやシミが出来る可能性あり

オススメのロボット掃除機

ECOVACSとROBOROCKのロボット掃除機は全て水拭き機能が付いている2in1ロボット掃除機です。

2in1ロボット掃除機専用メーカーなだけあって、他メーカーに比べて性能が高いです。

ECOVACSとROBOROCKを比べると、ECOVACSの方が価格が安くてオススメです。

 

モップ自動洗浄・乾燥付き おすすめロボット掃除機

ECOVACSの「DEEBOT X1 OMNI」

 

モップ自動洗浄・乾燥なし おすすめロボット掃除機

ECOVACSの「DEEBOT N10 PLUS」

「掃き掃除と専用クリーナーでの拭き掃除」を行う場合

水拭きだと無垢床に毛羽立ちやシミが出来る可能性ありますが、専用クリーナーでの拭き掃除はその心配がありません。

また、専用クリーナーでで拭いた方が、水拭きよりも汚れが取れやすく床が綺麗になります。

ロボット掃除機の水タンクには水以外の物を入れると故障や詰まりの原因になるので、禁止されています。

しかし、故障の可能性を承知の上、自己責任で水タンクに専用クリーナーを入れ、ロボット掃除機に専用クリーナーでの拭き掃除をしてもらうのも一つの方法です。

・拭き掃除の手間がかからない
・汚れが最もよく取れる

・ロボット掃除機が故障したり詰まる可能性がある

オススメのロボット掃除機

故障の可能性を考慮すると、水拭き機能が付いながら価格の安いロボット掃除機がオススメです。

ダストステーション付き おすすめロボット掃除機

・ECOVACSのDEEBOT T9+

 

ダストステーションなし おすすめロボット掃除機

・ECOVACSのDEEBOT T9

Konojyがエコバックス「X1 OMNI」を選んだ理由

Konojy家が購入したロボット掃除機はECOVACSの「X1 OMNI」です。

Konojy家は「掃き掃除と専用クリーナーでの拭き掃除」

Konojyパパ

我が家はダイニング・キッチンも無垢床で、子どもたちも小さいから、乾拭きだけじゃ汚れを取り切れないよね・・・

Konojyママ

そうだね・・・でも水拭きは毛羽立ちが心配だし、手作業で拭き掃除もしたいし・・・水タンクに専用クリーナーを入れて使っちゃう?

Konojyパパ

それが一番床が綺麗になるし、手間がかからないね!
故障しちゃったら買い直そう。

専用クリーナーを水タンクに入れて掃除することで、無垢床が傷まず、毎日綺麗に掃除することができます。

最大のデメリットである「故障の恐れ」については、「壊れたら買い換えよう」ということで、Konojy家はロボット掃除機で「掃き掃除と専用クリーナーで拭き掃除」することにしました。

Konojy家の要望

Konojy家がロボット掃除機を選ぶ上で、拭き掃除機能以外にも欲しかった機能は以下の3点です。

ダストステーション
 →毎度ゴミを捨てる手間を省きたいので、自動ゴミ収集は必須!

マッピング機能
 →掃除残しがないように付いててほしい

・モップ自動洗浄・乾燥
 →必須ではないけど、有ったら有り難い

逆に、Konojy家はカーペットやラグがないので吸引力は重視しませんでした。

安くて高性能なエコバックス「X1 OMNI」

水タンクに専用クリーナーを入れて使用する場合、通常より故障の可能性が高くなるので、最低限の機能が付いた安い製品を購入して買い替える方が経済的です。

しかしKonojy家は価格よりも家事ラクを優先させ、高性能なECOVACS の「X1 OMNI」を購入しました。

ECOVACS の「X1 OMNI」の特徴

・拭き掃除付き2in1
・ダストステーション付き
・モップ自動洗浄・乾燥付き
・最先端マッピング機能
・高い吸引力(5000Pa)
・音は静か

ECOVACSは高性能な割には、価格はROBOROCKやiROBOTに比べて安いのが特徴です。

公式HPでもよくセールを行っているので、セール中の購入がオススメです!

まとめ

Konojy家は「ロボット掃除機に専用クリーナーを入れて拭き掃除する」という一般的ではない掃除方法を選びました。

この方法で掃除を続けた結果、ロボット掃除機の具合や無垢床の状態がどうなったかまた公開したいと思います。

Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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