壁の仕様は、最もよく使用されるクロス(壁紙)の他にも、塗り壁・タイル・木材など色んな選択肢があります。
今回は塗り壁として最近人気の高く、Konojy家も採用した「ポータズペイント」について紹介します。
以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にしていただけると嬉しいです!
・ポーターズペイントって何?なんでそんなに人気があるの?
・ポーターズペイントのメリット・デメリットが知りたい!
・ポーターズペイントが気になるけど、まず何をしたらいい?
ポーターズペイトって何?
ポータズペイント(PORTER’S PAINTS)は、建築物の補修技術×絵画の色の知識をミックスして誕生したペイントです。
オーストラリア生まれで、自然に由来する素材を活かした、表情が唯一無二の空間を演出してくれます。
セルフペイント
初心者でも塗りやすいのでセルフペイントができるのが特徴です。
「クロスじゃなくて塗り壁にしたいけど予算を抑えたい!」という人に人気です。
もちろん、セルフペイントではなく塗装自体もお願いすることもできます。
全国に代理店があって、塗料は代理店でのみ購入することができます。
北海道から沖縄まで40店舗ほど代理店があります。
色の種類
16色の顔料を調合してカラーを作り出すため、約300色の豊富なカラーから選ぶことができます。
一言に「白」といっても何十種類の違う色合いの白色から選べます。

塗料の種類
ポーターズペイントには10種類以上の異なる塗料の種類があります。
その中でも「EGGSHELL」「STONE PAINT FINE」「STONE PAINT COARSE」 の3種類が初心者の方でも簡単にできる塗料です。



- EGGSHELL:凸凹がないさらっとした仕上がりになる塗料
- STONE PAINT FINE:少しザラつきのある仕上がりになる塗料
- STONE PAINT COARSE:かなりザラザラしていて陰影が出やすい仕上がりになる塗料

見た目は一番塗り壁っぽい表情が出るSTONE PAINT COARSEが好きだな!



そうだね!でも掃除面ではさらっとしたEGGSHELLが一番綺麗にしやすいんだって。
ザラザラしてると拭いてもなかなか汚れが取れにくいみたい。
メリット6つ
質感がかっこいい
最近のクロスは塗り壁風なものも多くありますが、本物の塗り壁とクロスの塗り壁風では実際に見るとやはり違いがわります。
本物の塗り壁は、光があたった時の陰影や、角度によって変わる色合いなど、いろんな表情を楽しめます。
カラーが豊富
16色の顔料を調合してカラーを作り出すため、色の種類は無限大です。
一言に「白」といっても何十種類の違う色合いの白色から選べます。
自分好みのオリジナルの色を作ることも可能です。
継ぎ目がない
クロスの継ぎ目ってかっこ悪いですよね・・・
最初は気にならなくても、年数が経つとどうしても継ぎ目が目立ってきます。
ポーターズペイントは継ぎ目がないので、経年劣化を感じにくいです。
何度でも塗り直せる
壁が汚れた場合、その一部分だけ塗り直すことが可能です。
また、部屋の雰囲気を変えたくなった場合も、自分で違う色に上塗りすることができます。
犬や猫が引っ掻いても大丈夫
クロスだと犬や猫が引っ掻いてしまい、クロスが剥がれることがありますが、ポーターズペイントの場合はその心配がありません。
仮に傷ができた場合は、その部分だけ塗り直すことが可能です。
セルフペイントが楽しめる
初心者でも塗りやすい塗料のため、セルフペイントが推奨されています。
ポーターズペイントには10種類以上の塗料がありますが、その中でも「EGGSHELL」「STONE PAINT FINE」「STONE PAINT COARSE」の3種類が初心者でも簡単に塗れる塗料としてオススメされていま。
家族でセルフペイントしたら楽しい思い出になること間違いないでしょう!
デメリット3つ
クロスより高い
普通の塗り壁に比べるとセルフペイントできるポーターズペイントは安くすみますが、クロスと比べると費用がかかります。
ペイント代に加え、専用の下地の費用と刷毛(レンタルも可能)の費用がかかります。
作業が大変
セルフペイントは楽しく思い出になりますが、時間もかかりますし、大変な作業です。
特にペイント前の養生は重要であり、なかなか大変な作業です。
クラックが入る可能性がある
下処理をきちんと施さないと、建物の揺れや時間の経過によりクラックが入る可能性があります。
逆に下処理がきちんと施されていればクラックが入る可能性は低いです。
Konojy家がポーターズペイントを採用した背景
世田谷の本社を訪問
Konojy家はポーターズペイントを検討するにあたり、世田谷区のショールーム(本社)に行きました
場所は二子玉川付近にあります。予約が必要です。




各壁がどの塗料で塗られているか説明してくれるので、実際に見た目や感触の違いを体感できます。
間取りを見せて、どんな色や塗料が合うか相談することも可能です!
採用を決めた理由
Konojy家はファンタジスタ藤本さんにポーターズペイントについて教えてもらい、興味を持ちました。
採用した一番の理由はやはりその「かっこよさ」です。



やっぱりクロスとはかっこよさが格段に違う!
塗り方や光の当たり具合によって、表情が変わるのがいいね!



継ぎ目ができないのも良いよね!
クロスって数年経つと継ぎ目が目立ってきて気になるんだよね・・・



家全体塗り壁にしたいくらいだけど、予算と手間を考えると壁にアクセントを付けたい玄関とキッチン・ダイニング部分だけかな?



そうだね、玄関は黒に、キッチン・ダイニングはグレーと黒に塗って味わい深くしたいね!
Konojy家が選んだ塗料
玄関:STONE PAINT COARSEの黒系
ダイニング横:STONE PAINT COARSEの黒系
キッチン・ダイニング背面:STONE PAINT COARSEのグレー系





セルフペイントにオススメされている3種類の塗料はどれも不燃認定されているから、コンロ周りでも使えるんだって!



コンロ周りは油はねとかで汚れやすいから、表面がザラザラしていないEGGSHELLっていう塗装方法が掃除がしやすくてオススメだって!



でも見た目的には陰影が出やすいザラザラした塗装方法がかっこよくて好きだな・・・
Konojy家はこの時点では、Ⅱ型アイランドキッチンにする予定でしたが、その後Ⅰ型アイランドキッチンに変えたため、コンロの油はねは気にせず、見た目が好きな「STONE PAINT COARSE」にしました。
色は300種類以上の選択肢があるので決めきれず、工事が進む中で床や他の壁のクロスの色合いなど見ながら決めようと思います。
ポーターズペイントを採用するには何をしたらいいの?
まずは代理店を訪問(見学)
採用するか悩んでいたり、ポーターズペイントがどういったものか見てみたいという人は、まず代理店に見学に行ってみてください。
室内の壁に色んな塗料が使用されているので、ポーターズペイントの質感や雰囲気を感じることができます。
間取りを見せて、どの壁にポーターズペイントを採用するのが良いか、どんな色が合うかなど相談にも乗ってくれます。
だいたいどれくらいの費用になるかも教えてもらえます。


見積りを出してもらう
具体的に採用の検討が進んできたタイミングで、塗装する面積や希望する塗料を伝えると、正確な見積りを出してもらえます。
塗り方のレクチャーを受ける
採用を決めたら、塗り方のレクチャーを受けるために再度代理店を訪問します。
ポーターズペイントを採用するか悩んでいて、ひとまずレクチャーを受けてから決めたい、という人もレクチャーを受けることができます。
レクチャーは2種類あります。
①フルコーチングレクチャー
養生からペイントまでの一連の手順、道具の使い方など、一からペイントに必要な知識とコツを教えてくれるレクチャー。
所要時間約1時間~1時間半 (1組大人3名様まで) ¥6,000
②トライアルレクチャー
塗装の経験がある人向け、養生の説明なしで塗り体験のみのレクチャー。
所要時間約1時間~1時間半 (1組大人3名様まで) ¥3,000
注文・支払い
採用を決めたら注文・支配いを行います。
ポーターズペイントは多数の色と質感でできるペイントのため、作り置きができないので、注文・支払いが完了してから調色が開始されます。


セルフペイント開始!
塗料が届いたら、レクチャーを受けた内容に沿ってセルフペイントしましょう!
まとめ
ポーターズペイントに悩んでいる方は是非一回お近くの代理店に行ってみてください。
実際に見たり触ったりするとその魅力を感じることができると思います!
今後の色選びや実際の塗装の様子についてもまた記事にしたいと思います。
Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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