【家づくりを決めるまでの道のり⑥】中古リフォーム vs 注文住宅

家づくりを決めるまでの道のりシリーズ第六段です。

第五弾「エリア選定〜希望条件と候補地〜」の続きになります。

前回の記事はコチラ

第五弾で戸建て購入を決意し、いよいよ中古戸建てを購入するのか、新築戸建てを購入するのか、はたまた注文住宅を建てるのかの検討に入りました。

とは言っても実は当初は中古戸建て一択で、中古戸建てを探していたのですが、その過程で色々と検討した結果、いつの間にか注文住宅を建てる方向で気持ちが固まっていったという経緯があります。

この記事ではKonojy家が注文住宅に傾いていった過程をまとめていますので、中古戸建てか新築戸建てかで迷われている方の参考になれば幸いです!

目次

Konojy家は当初中古狙い

Konojyママ

資産価値を保てる物件って言ったらやっぱり中古かな?

Konojyパパ

そうだね、新築は割高なイメージあるから、やっぱり中古一択なんじゃないかな。

Konojyママ

古い物件をうまくリフォームすれば、もしかしたら価値を上げられるかもしれないね!

上にも記載しましたが、Konojy家は以下の理由から当初は中古物件に狙いを定めていました。

  • 基本的に新築はハウスメーカーの利益が上乗せられていて割高
  • ボロ物件をリフォームすれば自分たちの理想に近い間取りにできる
  • 割安な物件でうまくリフォームすれば数年後は価値が上がっているかも

Konojy家の物件探しの方法

Konojy家はこのとき海外に住んでいたので、ひたすらネットで情報収集しながら物件探しをしていました。我が家が実践した方法は以下の通りです。

  1. まずはSuumoやAt Home等でひたすら検索
  2. Google Mapのストリートビューを活用したバーチャル街探索
  3. ネット検索でのひたすら情報収集
    (「XXX(住みたいエリアの名前) 住みやすさ」とか「XXX(住みたいエリアの名前) 子育て」とか)
  4. 物件情報サイトで少しでも気になる物件があれば不動産屋に問い合わせ
  5. 不動産屋から物件の詳細情報をもらうとともに、メールによる追加質問でエリア情報の収集
  6. アリかもと思った物件は両親に頼んで実際に見に行ってもらう
    (自分たちもZoomを使って遠隔で見せてもらいました)

これを実践することで街の雰囲気もなんとなくわかってきて、住みたいエリアのさらにどの辺りに住みたいかイメージはつくようになってきました。

特にGoogle Mapのストリートビューを使ったバーチャル街探索はおすすめです。これだけで街の雰囲気をなんとなく把握することが可能でした。

検討初期の教訓

実は本当に住みたいエリアが決まるか決まらないかぐらいのタイミングで「これすごい割安なんじゃない?」という物件を見つけていました。とりあえずすぐに物件問い合わせはしたのですが(たぶん情報が出てから1-2日後)、その時点で既に買い付けが入っており、今から入れるとしても二番手になるとのこと。

リフォームすれば十分使えそうな建物が残っていましたが、既に買い付けを入れた方は土地利用(取り壊して建て直し)を考えていると聞いて当時は驚いていました。

Konojyママ

どうする?買い付けいれる?

Konojyパパ

うーん・・・とりあえず入れてもいいかもだけど、今は情報不足すぎて物件の良し悪しも判断できないし、ほんとに安いのかもわからないよね。とりあえずスルーかなー。。。

後から聞いた情報では結局すぐに売れたみたいです。今思うことはやっぱりあの物件はかなり割安だった。。。このときの経験は土地探しにおける教訓になりました。

  • いい物件はすぐに売れるからできるだけ頻繁に物件検索サイトを見て情報アップデートする
  • 少しでもいい物件があったらすぐに買い付けを入れる
  • 物件の良し悪しをすぐに判断できるように予算と検討の軸を決めておく
  • 気になる物件が出てきたときにすぐに買い付けを入れられるように住宅ローンの事前審査を通しておく(マストではないがあった方がいい)
  • 中古物件を土地利用するパターンも検討に入れるべき

気になる中古物件との出会い

しばらく情報収集をしている中で、気になる中古戸建物件を見つけました。気に入ったポイントは以下です。

・築15年と古すぎず、写真を見る限り状態はかなり良好に見える
・LDKがかなり広く取られていて自分たち好みの間取り
・駅徒歩は14分と少し離れるけど、緑道を通って駅までいける
・通り抜けないができない奥まったエリアにあり子供が歩く心配も少なさそう

これなら最低限のリフォームでいけるかもということで、早速両親に見に行ってもらうことに。

エリアのイメージや内部の映像は思ったとおりだったのですが、実際見てもらうと、建物内部の状況は思ったより悪く、それなりのリフォームが必要なことがわかりました。

・既に退去していて、床暖房は1年ぐらい使っていないから入れ替えが必要かも(500万円)
・水回りは当然に入れ替えが必要(全て入れ替えで300-400万円)
・フローリングやクロスも結構傷んでいるので貼り替えが必要(全面やって100万ぐらい?)
・屋根とかももしかしたら修繕必要になるかも(100万ぐらい?)
・これにプラスして自分たち好みに少し間取りを変更したりしたらリフォーム費用が総額で1000万から1,500万円程度掛かりそう

Konojyママ

ここまでリフォーム費用が掛かるのは想定外だったね。。。

Konojyパパ

築15年も経つとそれなりにガタがくるんだね。。。

これでは住んでる間に他の部分でもリフォームが必要になるかもしれないし、自分たちの理想の家でもないのにコストは初期投資もそれなりに大きい。かなり値下げしてもらって割安にならない限りはメリットは少ないという結論に。写真の感じはほんと好きだったんですけどね。

ただ、この経験を経て重要なことに気づきます。

Konojyママ

ちょっと思ったんだけど、中古買ってリフォームした場合の合計金額って、売りに出てる新築物件の金額とそんなに変わらなくない?

Konojyパパ

・・・確かに!!もしかして、土地買って新しく建てても中古物件リフォームした場合と同じくらいの金額感になるかも??

Konojyママ

可能性ある!!注文住宅について詳しく調べてみよう!

注文住宅に意外と現実味があることが判明

これまで土地を買って家を建てるなんて全く考えていませんでした。将来の夢としていつか広い庭のある大きい一戸建てに住みたいという希望はありましたが、もう少しお金持ちになってからの話で、あくまでもいつかの夢でした。

ましてやこれまでの記事で紹介した通り、我が家は将来的な海外移住も視野に入れていて、次に住む家は5−10年の短期スパンで見ています。

こんな状況で土地を買って注文住宅を建てるなんて当然論外・・・だったんですが、以下の2つの要素が重なって、意外と現実味を帯びてきました。

  • 私達が見ているエリアの中古物件は結構高く出ていて、土地買って新築で建ててもそれより金額が抑えられる可能性がある(=数年後に金額をそこまで落とさずに売りに出せる可能性がある)
  • であれば自分たちの理想が叶えられる注文住宅の方がもちろん住みごごちはいいし、「今」を最大限楽しむという自分たちテーマにも合っている

情報収集していたらすっかりその気になってしまっていた

そこでまずは土地情報を物件検索サイトで漁りつつ、家を建てるのにコストがどれぐらい掛かるのかを調べ、自分たちの仮説がどの程度現実味があるのかを調べていきました。そして、家づくりのコストを調べる際に最も重要な情報源となったのが「注文住宅ブログ」です。

当初はほんとに相場観を調べるために金額公開等の記事を読んでいるだけでしたが、家づくりのプロセスも知りたくなってオシャレなブログを詳しく読み始め・・・その結果、完全にハマっていました(笑)。

Konojyパパ

ブログ読んでたらみんなすごいおしゃれで住みやすそうな家を建ててるよ。自分たちも家づくりしたい!

Konojyママ

建てたい気持ちはわかるけど、資産性は大丈夫??

Konojyパパ

中古だと床暖房とかのメンテナンスコストも大きく掛かる可能性あるし、築年数もリセットされないからリセールにも響くかも。注文住宅でもいい土地さえ見つかれば可能性はある!

資産性もしっかり保ちつつ自分たちの理想の家に住むというイイトコ取りに可能性を感じ、Konojy家は注文住宅で具体的な検討を進めていくことにしました。

まとめ

今回は中古住宅一択であったKonojy夫婦が、注文住宅に気持ちが傾いていった経緯を紹介しました。

同じような境遇の方は意外といるんじゃないでしょうか?資産性を保てるかどうかはエリアにもよるかと思いますが、条件によっては注文住宅でも十分資産価値を保てる可能性があると思っています。数年後に振り返り記事書こう〜

今回も最後までお読み頂きありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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