【ポーターズペイント⑤】費用公開

【ポーターズペイント】シリーズ第5弾はポーターズペイントにかかる費用についてまとめてみました。

Konojy家は3箇所の壁を塗装し、塗料の費用が5万円、その他に7万円かかり、総額12万円かかりました。

ポーターズペイントは塗料の費用の他に、下地クロス・養生・刷毛などの費用や、レクチャー受講料なども必要になります。

塗料以外の費用が意外とかかりますが、本記事では費用を安くするためのポイントも紹介します。

以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にしていただけると嬉しいです!

・ポーターズペイントにかかる費用を詳しく教えて!

・費用を極力安くする方法が知りたい!

・塗装に必要な道具はメルカリで購入できる?

前回の記事

目次

ペイント(塗料)代

ポーターズペイントの費用の特徴は以下の2点です。

・ペイントはテクスチャーによって価格が異なる

・ペイントは缶単位でしか購入できない(1L缶・4L缶・15L缶)

Konojy家の場合、約10㎡をグレーに、約18㎡をブラックに塗るのに以下のペイント代がかかりました。

・STONE PAINT COARSE(グレー)1L缶×2つ:¥21,000(¥10,500×2 )

・STONE PAINT COARSE(ブラック)4L缶×1つ:¥27,500

まずは必要なペイント量を計算する

ペイント代を計算するには、塗る面積がどのくらいか把握する必要があります。

ポーターズペイントのスタッフに図面を共有し、塗りたい場所を伝えたら計算してもらえます。

Konojy家の場合、青く囲まれた箇所が塗装範囲です。

キッチン・ダイニング背面(グレー)

①(縦2.4m−0.9m(カップボード))×横6.3m=9.45㎡

ダイニング横(ブラック)

②縦2.4m×横3.4m=8.16㎡

玄関周り(ブラック)

③縦2.4m×横1.8m=4.32㎡

④横1.3m×縦2.4m−縦0.9m×横2.3m(玄関ドア)=1.05㎡

⑤縦2.4m×横1.8m=4.32㎡

→③4.32㎡+④1.05㎡+⑤4.32㎡=9.69㎡

合計

グレー :①9.45㎡ 

ブラック:②8.16㎡③4.32㎡+④1.05㎡+⑤4.32㎡=17.85㎡ 

ペイントは缶単位での購入のみ!

ペイントは缶単位での購入で、1L缶・4L缶・15L缶の用意があります。

3Lのペイントが欲しい場合には、1L缶を3つ購入するか、4L缶を1つ購入することになります。

1Lのペイントは、約5㎡の壁を2度塗りするのに必要な量になります。

Konojy家の場合

グレー :①9.45㎡ →1L缶(5㎡/2回)2つ必要

ブラック:②8.16㎡③4.32㎡+④1.05㎡+⑤4.32㎡=17.85㎡ →4L缶(20㎡/2回)1つ必要

人気塗料それぞれの価格を紹介

ポーターズペイントには10種類以上の異なるテクスチャーの種類があり、それぞれ価格が異なります。

その中でも初心者でも塗りやすくて人気があるのか、「EGGSHELL」「STONE PAINT FINE」「STONE PAINT COARSE」 の3種類の塗料です。

  • EGGSHELL:凸凹がないさらっとした仕上がりになる塗料
  • STONE PAINT FINE:少しザラつきのある仕上がりになる塗料
  • STONE PAINT COARSE:かなりザラザラしていて陰影が出やすい仕上がりになる塗料

EGGSHELLの価格

1L(5㎡/2回):¥9,200

4L(20㎡/2回):¥25,600

15L(75㎡/2回):¥81,000

STONE PAINT FINEの価格

1L(5㎡/2回):¥10,500

4L(20㎡/2回):¥27,500

15L(75㎡/2回):¥87,000

STONE PAINT COARSEの価格

1L(5㎡/2回):¥10,500

4L(20㎡/2回):¥27,500

15L(75㎡/2回):¥87,000

3Lの塗料が必要な場合、1L缶を3つ購入するよりも、4L缶を1つ購入する方が安くなります。

費用を抑えるポイント

複数の壁を塗装する場合、塗る色をそれぞれ選ぶより、色を1つにまとめた方が、塗料のロスがなく費用を抑えることができます。
また、同色にした場合、隣り合わせの壁の養生範囲が減るので、養生が少し楽になります。

その他かかる費用

ペイント代だけ考えると意外と安く感じますが、実はそれ以外にも色々と費用がかかってきます。

レクチャー受講費

ポーターズペイントはレクチャーを受けてないとペイントを購入できないため、レクチャー受講費が必ずかかります。

レクチャーは、養生からペイントまでの一連の手順を教えてくれる「フルコーチング レクチャー」と、養生の手順のみ省いた「トライアル レクチャー」の2種類あります。

①フルコーチング レクチャー:¥6,000

②トライアル レクチャー:¥3,000

レクチャーについては以下の記事により詳しく紹介しています。

レクチャー受講について

マスターペイントセット

マスターペイントセットには養生・塗装に必要な以下の物が含まれます。

・LIME WASH BRUSH(4×14) 1本

・小刷毛 1本

・バケツ 1個

・養生(約50m分):マスキングテープ 3本、マスカー 2本

・コーキング剤(340g) 1本

・ヘラ 1本

「マスターペイントセット」からコーキング剤とヘラを無くした「はじめてのペイントセット」もあります。

Konojy家は内容確認せずに「はじめてのペイントセット」を購入してしまい、後から自分たちでコーキング剤とヘラを購入したので、最初から「マスターペイントセット」を購入すれば良かったです。

マスターペイントセット:¥10,500

はじめてのペイントセット:¥9,200

費用を抑えるポイント

費用を抑えたい場合、上記セットを購入せずに、刷毛はレンタルし、その他はそれぞれホームセンターで購入すると良いでしょう。
刷毛以外の物たちはどれもホームセンターで安く売られています。

レンタル刷毛

塗装範囲が広い場合や、二人以上で作業をする場合は、LIME WASH BRUSH(4×14)をもう1本レンタルすることをオススメします。

刷毛はホームセンターなどで似たような物が安く売っていますが、ポーターズペイント独特の陰影を出すには、やはりポーターズペイント専用の刷毛を使うべきです。

レンタル期間は2週間で、返送費込みで以下の価格です。

レンタル刷毛:¥4,000

ちなみにレンタルではなく購入する場合は¥8,000になります。

費用を抑えるポイント

ポーターズペイントの刷毛はメルカリなどセカンドショップで4000〜5000円で購入することもできます
使用した後、またセカンドショップで売ってしまえば、かなり費用を抑えることができます。

下地クロス・下塗り材

室内の壁を塗る場合、石膏ボードに下地処理をする必要があります。

下地処理の方法は、「①専用の下地クロスを貼る」と、「②塗装用のパテ処理+専用の下塗り材を塗る」方法があります。

ポーターズペイントがより推奨しているのは「①専用の下地クロスを貼る」方法です。

地震が多い日本において、塗装には割れのリスクがありますが、紙クロスを貼るとその下のパテに割れが起きても塗装自体には響かないためです。

①専用の下地クロスを貼る方法

専用の下地クロスは以下の2種類あります。

PORTER’S PAINTS PAPER 751(V200S):¥23,500

②PORTER’S PAINTS PAPER V150:¥18,800

(どちらも幅1m×25m巻(25㎡)の価格)

Konojy家はスタッフにオススメされた「②PORTER’S PAINTS PAPER V150」を購入しました。

塗装範囲が27㎡ほどなので2つ購入し、貼り付けはアイ工務店に依頼しました。

ハウスメーカーによっては、専用のクロスのため施工経験がなく、断られる可能性があります。

Konojy家も最初断られましたが、ノンクレームを条件に施工してもらいました。

どうしても専用の下地は施工してもらえない場合には、代替品としてポーターズペイントが案内しているサンゲツの「RE53891」であれば施工してもらえると思います。

ただし、サンゲツ「RE53891」はポーターズペイント専用の下地に比べ、表面が少し毛羽だっているため、ペイント塗装の際に刷毛運びが悪く伸びの悪さを感じるそうです。

また、ペイントの吸い込みがあるため不足する可能性があり、ペイントは余裕を持った量を購入した方が良いとのことです。

②塗装用のパテ処理+専用の下地を塗る方法

下地クロスを使わず、石膏ボードに塗装用の「パテ処理仕上げ」をしてもらい、その後自分で「専用の下塗り材を塗る」方法です。

「パテ処理仕上げ」は、石膏ボード同士のつなぎ目に寒冷紗というメッシュ状のテープで繋ぎ目(ジョイント)を張り合わせた上に、繋ぎ目をパテで埋めていく処理です。ビス穴などもこの処理で埋めます。

ビニールクロスを貼る際に施すパテ処理とは異なります。

クロス用のパテ処理」の上に塗装した場合、将来的に割れなどの原因となるため、必ず「塗装用のパテ処理」を施してもらう必要があります。

塗装用のパテ処理をした石膏ボードに下塗り材(LIMEPROOF UNDERCOAT SEALER)を一度塗ったら、ペイントが可能になります。

下塗り材(LIMEPROOF UNDERCOAT SEALER)の価格

1L(12㎡/1回):¥6,400

4L(48㎡/1回)):¥16,000

15L(180㎡/1回)):¥49,000

送料

送料は契約する代理店によりますが、神奈川県の本店の場合、以下の費用かかります。

東北・関東・中部・関西・中国・四国:¥1,890

北海道・九州:¥2,200

沖縄・離島地域:¥3,100

Konojy家は、4L 缶1つ、1L缶2つ、はじめてのペイントセット、下地2つを購入し、ダンボール2つになったので、上記の2倍の費用がかかりました。

費用を抑えるポイント

直接代理店に取りに行けば、送料を払う必要がありません。
また、購入し忘れた物があり追加での購入が発生した場合、2回分の送料がかかるので、買い忘れのないよう気をつけましょう。

Konojy家の総額

Konojy家の総額は税込みで約12万かかりました。

内訳は以下のとおりです。

ポーターズペイントに支払い

・レクチャー受講費:¥6,000

・STONE PAINT COARSE(グレー)1L缶×2つ:¥21,000(¥10,500×2 )

・STONE PAINT COARSE(ブラック)4L缶×1つ:¥27,500

・はじめてのペイントセット×1つ:¥9,200

・レンタル刷毛×1本:¥4,000

・下地クロス×2つ:¥37,600(¥18,800×2)

・送料×2箱:¥3,780(¥1,890×2)

自己手配

・コーキング材×1本:¥470

・ヘラ×1本:¥300

・脚立(アイ工務店から無料でレンタル)

Konojy家は塗装範囲が27㎡なのに対し、下地クロス25㎡用の物を2つ購入しなくてはいけなかったので、下地クロスの費用が結構かかってしまいました。

Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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