土地購入までの軌跡シリーズ第11弾です。
住宅ローンの本審査の承認が降りたため、続いて銀行との契約(金銭消費貸借契約)を行います。
Konojy家は三井住友信託で住宅ローンを組みました。
Konojy家は契約時、海外に在住中だったため、一時帰国して金消契約を行いました。
そこで住宅ローンをこれから組もう思っている方に向けて我が家の経験をシェアしたく、Konojy家の本審査の状況をこの記事にまとめてみました。
以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、我が家の経験を参考して頂けると嬉しいです!
- 海外在住中に住宅ローンを組む方法が知りたい!
- 金銭消費貸借契約はオンラインは代理人でも可能?
- 金銭消費貸借契約時の持ち物や注意点を知りたい!
契約まで
- 住宅ローン事前審査
- 購入申込書を提出&価格交渉
- 契約書等の内容確認
契約当日
- 土地の売買契約
契約後
- 住宅ローン本審査
- 銀行と金銭消費貸借契約 ←今回
- 土地の引き渡し
前回の記事
金銭消費貸借契約とは
金銭消費貸借契約とは、住宅ローンを契約する際に、お金を貸す貸主(金融機関等)とお金を借りる借主(建物や土地を購入する人)が結ぶ契約です。
必ず本人が対面で行う必要がある
一般的に住宅ローンの手続きにおいて、銀行に行く必要があるタイミングは、本審査の申し込み時・金銭消費貸借契約時・決済時の3回です。
海外在住中に住宅ローンを組む場合、3度も一時帰国するのは難しいため、オンラインや代理での手続きをお願いできないか三井住友信託銀行に確認したところ、金消契約以外はオンラインまたは代理で手続きしてもらえることになりました。
しかし金消契約時は絶対に本人が対面で行う必要があるとのことです。
Konojy家は夫婦別々に、それぞれ1泊3日で弾丸一時帰国することしました。
一時帰国が必要なタイミング
三井住友信託銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:不要(事前承諾書を提出することで代理OK)
※申請者の属性や申請時期、また担当支店や担当者によっても対応が変わってきますので、必ずご自身の担当者に確認してください。
海外在住者の金銭消費貸借契約
当日のスケジュール
当日は銀行の担当支店で契約手続きを行います。
所要時間は、口座開設を含めると4時間弱かかりました。
- 銀行窓口で口座開設の手続き(約1時間)
- 司法書士による意思確認(約30時間)
- 銀行担当者による契約の説明、署名・捺印(約2時間半)
口座開設の手続き
住宅ローンを組むためには、その銀行に口座を開設する必要があります。
通常の口座開設同様、銀行の窓口で手続きを行いました。
司法書士による意思確認
通常、司法書士は決済引き渡し日同席し、売主・買主の意思を確認した上で、設定されている抵当権を抹消登記し、不動産の名義を買主の名前に変更する変更登記を行います。
Konojy家の場合、決済時は両親による代理出席で自分たちは欠席するため、金消時にも司法書士に来てもらい、金消時に意思確認をしてもらいました。
契約の説明、署名・捺印
銀行の担当者から契約書の説明を受け、土地と建物それぞれの契約書に署名・捺印を行います。
Konojy家は夫婦別の日に金消を行ったため、後から署名・捺印する方がミスをした時のために予備があった方が良いとのことで、2部ずつ契約書を作成したため、かなり時間がかかりました。
当日の出席者
Konojy家は決済時は一時帰国せず、両親に代理での出席をお願いすることにしました。
そのため、決済時の代理人には、金消時も同席してもらう必要がありました。
Konojy家の場合、一時帰国の都合上、金消を夫・妻で別々に行いましたが、代理人の同席は夫・妻どちらか片方の金消への出席でOKでした。
当日必要な持ち物
契約書は銀行の担当者が用意してくれたため、当日の持ち物は下記のみでした。
- 本人確認書類(パスポート)
- 銀行印(夫婦共に一つずつ)
- 通帳(既に口座を持っていれば)
- 決済時の代理人の本人確認書類
仮審査・本審査時に提出済みのもの
- 署名(拇印)証明書 夫婦各 2 通
- 在留証明書 夫婦各 2 通
- 同居している子の在留証明書 1通
- 健康保険証
不要だったもの
住民票:海外在住中の契約のため不要。代わりに在留証明書を用意。
実印:海外在住中の契約のため不要。
印鑑証明書:実印を使わないため不要。代わりに署名(拇印)証明書を用意。
収入印紙:電子契約サービスを利用したため不要。
収入印紙について
事前準備
金消時までに、「どこロン」という三井住友信託銀行の住宅ローンについて説明している動画の視聴とアプリの登録が必要となります。
まとめ
Konojy家が海外から家づくりする中で一時帰国をしたのは結局、金消時の1回のみでした。
1泊3日で一時帰国して金消契約を行うのはコスト面でも体力面でも大変でしたが、無事終わり安心しました。
金消が終わったのでいよいよ土地の引き渡しが行われます。
その様子については次の記事で紹介していきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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