Konojy家の土地購入までの軌跡シリーズ第5弾です。
不動産屋との相談を経て、土地購入の意思がより一層強くなってきました。
いよいよ土地探しの最終段階、ハウスメーカーへの問い合わせです。
Konojy家はこの時点でようやくハウスメーカーに問い合わせ始めましたが、土地探しの前にハウスメーカー選びをするべきでした。
そんなKonojy家の反省点も含め、書いていこうと思います。
Konojy家の土地探しの流れ
- 海外からの土地探し
- 土地の現地確認
- 不動産屋にオンライン相談
- ハウスメーカーに問い合わせ ←今回
土地探しで悩んでいる方の参考になったら幸いです!
前回の記事
ハウスメーカーに問い合わせた目的
Konojy家がこの時点でハウスメーカーに確認したかったのは、「候補地への見解」と「候補地でのプラン&見積もり」の2点です。
候補地に対する見解を聞く
候補地について建築面で建物の専門家がどのように考えるか見解を聞きたく、複数のハウスメーカーに話を聞きました。
土地の見解を聞く際のポイント
- 一人の意見だけを信頼せずに、複数のハウスメーカーに問い合わせて、色んな人の意見を聞く。
- 公平な意見を聞くため、いくつか候補地をあげ、どれが最有力候補地であるかは伏せておく。
Konojy家は5つのハウスメーカーに問い合わせ、それぞれの担当者に土地の見解について尋ねました。
また、最有力候補地とは異なる大きさ・形の土地も候補にあげ、どちらの土地が良いか、それぞれの建築面でのメリット・デメリットについて質問しました。
ハウスメーカーが土地は建築の観点から土地を判断するので、不動産屋とはまた違った意見を聞くことができます。
ハウスメーカーの土地判断の観点
- 建蔽率・容積率
- 採光性
- 前面道路や両隣・後ろの敷地との高低差
- 擁壁の必要性
- 給排水工事の必要性
逆に言うと、ハウスメーカーは駅や小学校への近さであったり、住宅街の雰囲気などは考慮せず、建築面のみで良いと判断する土地を勧めてくる可能性があるので、その他の条件は自分たちで考慮し、総合的に土地の良し悪しを判断する必要があります。
候補地でのプラン&見積もりを出してもらう
ハウスメーカーにKonojy家の家に対する要望を伝え、候補地でどんな家が建てられるか、費用はどれほどかかるのか確認しました。
5社のハウスメーカーに問い合わせた結果、その内の一社のプラン案と見積もりがKonojy家の要望にマッチしました。
この候補地でKonojy家が希望するような家が建てられることが確認でき、遂に土地購入の意思が固まりました!
各ハウスメーカーとの詳しい打ち合わせ内容については別の記事でまとめていますので、興味があれば是非読んでみてください。
もっと早くハウスメーカーに問い合わせるべきだった
Konojy家は当時、ハウスメーカーと一緒に土地探しをするという方法を知らず、それまで自分たちでひたすらで物件情報サイトを使って探していました。
土地が見つかってからハウスメーカーに問い合わせるものだと思っていましたが、実は土地探しはハウスメーカーと一緒に行うのが一番効率的だと後になって知りました。
ハウスメーカーは土地探しにおける非常に強力なパートナーとなるため、少しでも良い土地を見つけるためには土地選びを開始する前にハウスメーカー選びを始めることがオススメです。
一応言い訳すると、我が家は当初中古戸建てのリフォーム狙いだったから、まさかハウスメーカーにお願いして家を建てるなんて思ってなかったんだよね。
それでも土地探しを始めた段階でハウスメーカーにもコンタクトして土地選び手伝ってもらべきだったよね。
ハウスメーカーと土地選びをするメリット
ハウスメーカーと土地探しを実施することには大きく4つのメリットがあります。
メリット①:非公開の土地情報をもっていることがある
ハウスメーカーが土地を囲っているケースがあることや(ハウスメーカーも土地を仕入れている)、不動産屋さんとの日頃の付き合いから公開される前の土地情報を持っている場合があります。
これらはネット上の検索サイトなどには出てこないため、優良物件が出てきた場合に競合せずに土地を押さえられる可能性が高いです。
Konojy家も実際に未公開の土地情報を教えてもらったことがあり、我が家は諸事情あり見送りましたが、その土地が一般情報として出てくることはありませんでした。
メリット②:建築面から土地の良し悪しをアドバイスしてくれる
土地選びの前に建物についても話を進めておくと、自分たちが希望する家や暮らしを実現するためにはどんな土地が必要かや、広さ・建ぺい率などの条件がイメージしやすくなります。
前面道路との高低差や擁壁、給排水工事など建築面を考慮した土地選びのアドバイスももらえます。
メリット③:建物コストを知ることで適切な土地予算が設定できる
自分たちが希望する建物にどれくらい費用がかかるか事前に知ることで、土地選びの段階からトータルコストを意識することができ、自分たちの予算に合った土地選びに集中できます。
土地に予算をかけすぎて希望の家を建てられないというリスクを抑えることができます。
土地購入や住宅ローンに掛かる諸費用まで含めて見積もりを出しくれるため、トータルコストを早い段階から意識できるのは大きいです💡
メリット④:スピード勝負の土地買い付けがスムーズに行える
ハウスメーカーは住宅ローンの事前審査もサポートしてくれます。また、気に入った土地を見つけた際に、予算内で希望の家が建てられるかなどをすぐに相談できるため、買い付けの手続きが迅速に行えます。
特に人気のある土地の場合、申し込みの早さが重要になるので、「ハウスメーカーを探す→問い合わせる→担当者から連絡が来る→土地の情報と建物の要望を伝える→概算を出してもらう」という一連の作業に時間がかかると出遅れしまい、購入チャンスを逃してしまう可能性があります。
ハウスメーカーと土地選びをする場合の留意点
一方でハウスメーカーと土地探しを行う場合の留意点もあります。
- ハウスメーカーにとって都合の良い土地を勧められる可能性がある
ハウスメーカーは建物に予算をかけてもらいたいので、安易に安い土地を勧めてくる可能性があります。
もちろん安い土地を買うにこしたことはないですが、安いのにはそれなりの理由があることも多いです。
土地は購入後は絶対動かせない「不動」産なので、後々後悔しないためにも提案を安易に鵜呑みにはせず、様々な観点から条件を検討したり、セカンドオピニオンをもらって総合的に判断することをオススメします。
- 違うハウスメーカーで家を建てたくなったら気まずい
ハウスメーカー選びと同時並行で土地探しを行った場合、土地を見つけてくれたハウスメーカーと契約するハウスメーカーが異なるという自体が起こり得ます。
例えばハウスメーカーAとBを検討していて、希望の土地を見つけてきてくれたのはハウスメーカーAだけども、家づくりはハウスメーカーBにお願いしたいというようなケースです。
このような場合でも、ハウスメーカーBにハウスメーカーAが見つけてきてくれた土地に建てたいと伝えれば、ハウスメーカーBが仲介等を手配してくれるはずです。
このような事態が発生してしまうと大変気まずいです。ただ、何千万円というお金が動く決断なので、基本的には妥協するべきではなく、自分たちの希望を最優先に行動するべきです。
それでも土地を見つけてくれたハウスメーカーに対して不義理なことは変わらないので、誠意をもって対応することや、候補にないハウスメーカーに土地探しを手伝ってもらうのは控えたほうがいいかと思います。
まとめ
反省点はあリますが、無事候補地に対する見解とプラン・見積もりを確認することができ、購入の意思が固まりました。
この過程で、どこのハウスメーカーに家づくりをお願いするかも合わせて決めることができました。
ハウスメーカー選びについては別の記事にまとめていますので、興味があれば読んでみてください。
次回からは購入申し込みの手続きについて書いていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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