土地購入までの軌跡シリーズ第10弾です。
土地の売買契約が完了したので、続いて行うべきことはは住宅ローンの本審査です。
Konojy家は三井住友信託で住宅ローンを組みました。
Konojy家は契約時、海外に在住中だったため、通常の審査より必要書類や確認事項が多く大変でした。
そこで住宅ローンをこれから組もう思っている方に向けて我が家の経験をシェアしたく、Konojy家の本審査の状況をこの記事にまとめてみました。
以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、我が家の経験を参考して頂けると嬉しいです!
- 住宅ローンの本審査って何をするの?
- 海外在住中に住宅ローンを組むにはどうしたら良いの?
- 三井住友信託の住宅ローンについて知りたい!
契約まで
- 住宅ローン事前審査
- 購入申込書を提出&価格交渉
- 契約書等の内容確認
契約当日
- 土地の売買契約
契約後
- 住宅ローン本審査 ←今回
- 銀行と金銭消費貸借契約
- 土地の引き渡し
前回の記事
住宅ローンについて
事前審査・本審査の違い
土地の購入に住宅ローンを利用したい場合、事前審査と本審査の2回審査を受ける必要があります。
事前審査は購入したい土地が決まってから、購入申し込みをする前に受け、本審査は土地の契約を終えてから受けます。
購入したい土地決定
↓
住宅ローン事前審査
↓
土地の購入申し込み
↓
土地の契約
↓
住宅ローン本審査
↓
土地の引き渡し
事前審査を受ける銀行と本審査を受ける銀行が別でも問題ありませんが、事前審査を既に受けた銀行の方が本審査にかかる期間は短くなります。
事前審査・本審査ともに複数の銀行に申請することが可能です。審査通過後にキャンセルすることもできます。
審査が通らない可能性もあるので、複数社に申請しておいた方が安心でしょう。
住宅ローン利用の流れ
事前審査は申込から承認までオンラインで完結できる銀行がほとんどです。
しかし一般的に本審査の申し込み時・金銭消費貸借契約時・決済時の3度は銀行に行って手続きを行います。
購入したい土地決定
↓
住宅ローン事前審査申し込み(オンライン可)
↓
住宅ローン事前審査の承認
↓
土地の購入申し込み
↓
土地の契約
↓
①住宅ローン本審査申し込み
↓
住宅ローン本審査の承認
↓
②金銭消費貸借契約(銀行との住宅ローン契約)
↓
③住宅ローン決済=土地の引き渡し
海外在住者も住宅ローンを利用可能?
申請可能な銀行3社!
住宅ローンは基本的に日本に居住している人に向けたものですが、近日中に帰国が決まっていれば申請時に海外に在住していても審査をしてくれる銀行もあります。
Konojy夫婦が土地探しをしていた段階では、みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行の3社は申請可能でした。
ネット銀行はどこも受け付けていませんでした。
一時帰国は絶対必要?
3社とも事前審査はオンラインで行うことが可能ですが、本審査の際には一時帰国が必要になります。
一般的に本審査の申し込み時・金銭消費貸借契約時・決済時の3度、銀行に行く必要がありますが、3度も一時帰国するのは大変なことです。
一時帰国をしないでオンラインや代理で手続きすることができないか銀行に相談したところ、以下の回答を得ました。
一時帰国が必要なタイミング
みずほ銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:必要(金消日と決済日は3日間ほどに短縮可能)
三井住友銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:必要(金消日と決済日は7日間ほど空く)
三井住友信託銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:不要(事前承諾書を提出することで代理OK)
※上記情報は申請者の属性や申請時期、また担当支店や担当者によっても対応が変わってきますので、必ずご自身の担当者に確認してください。
3社とも本審査の申し込みはオンラインで行ってくれるけど、金消時は絶対に銀行に行く必要があるから、一時帰国する必要があるね。
三井住友信託銀行は事前承諾書を提出すれば、決済時代理人の出席でOKなんだね!一時帰国は1回で済むね。
みずほ銀行と三井住友銀行は決済日も銀行に行く必要があるけど、金消日と決済日を近い日に設定してもらえば一度の一時帰国でも大丈夫そうだね。
Konojy家は幼い子どもが3人いて、皆で一時帰国するのは大変なため、夫婦それぞれ単身で一時帰国することにしました。
それぞれが一時帰国している間、カナダに残った方は3人の子の面倒を一人で見なくてはいけないため、一時帰国は1泊3日の弾丸で行うことにしました。
そのため、Konojy家は決済時に一時帰国が不要な三井住友銀行の住宅ローンを利用することにしました。
Konojy家は三井住友信託銀行を利用!
Konojy家は事前審査はみずほ銀行と三井住友銀行にお願いしましたが、本審査は三井住友銀行にお願いしました。
仮審査の手続きに必要なもの
三井住友信託は仮審査を受けていなかったため、まずは仮審査の手続きをする必要があります。
Konojy家は当時海外在住中だったため、必要な書類や確認事項が通常より多く、仮審査に2週間かかりました。
日本に在住している方が住宅ローンを受ける場合、仮審査にかかる日数は、平均1~3日間、長くとも1週間と言われているので、結構かかりました。
提出書類
- ローン仮審査申込書
- 顔写真付き本人確認資料(パスポートや海外の運転免許証など、海外の住所が分かるもの)
- 健康保険証
- 海外手当が含まれていない年収を確認できる書類(海外赴任前の源泉徴収票など)
- 帰国予定日がわかる資料(異動の内示書など)
物件資料も求められましたが、こちらは、アイ工務店と不動産屋の担当者が準備し、直接銀行に提出してくれました。
(求められた物件資料:土地売買契約書・重要事項説明書、謄本、公図、測量図、アイ工務店資金計画表、平面図等)
確認された事
- いつから海外に勤務しているか
- 建物の完成予定時期
融資額
Konojy家は結局、三井住友信託・みずほ銀行・・三井住友銀行の3社の仮審査を受けましたが、融資金額は次の順でたか買ったです。
無事仮審査の承認が降り、続いて本審査の申し込みを行います。
本審査の手続きに必要なもの
スケジュール
5/15 仮審査承認
5/18 本審査の案内がくる
5/19 提出書類を郵送
5/30 提出書類が銀行側に到着
6/9 本審査承認
6/15 妻側の金銭消費貸借契約
6/19 夫側の金銭消費貸借契約
7/7 決済(=土地の引き渡し)
本審査の申し込みから承認を得るまで約3週間かかりました。
日本に在住している方が住宅ローンを受ける場合も本審査には1~3週間かかると言われているので、海外からの申請だからといって、それほど長くはかかりませんでした。
提出書類
- ローン借入申込書 夫婦各1通
- 在留証明書 夫婦各 2 通
- 署名(拇印)証明書 夫婦各 2 通
- 産育休証明書(妻) 1通
- 同居している子の在留証明書 1通
仮審査時と違い、本審査の申し込みは必要書類の原本が銀行に届かないと審査を行うことが出来ないそうです。
急いで必要な書類を大使館に取りに、空輸便で郵送しました。
必要手続き
- 三井住友信託銀行の口座を開設(夫婦共に)
- インターネットバンキングの登録
- 団体信用生命保険・疾病保障の告知手続き(夫婦共にそれぞれ2回ずつ(土地分・建物分))
まとめ
本審査は必要書類や確認事項が多く大変でしたが、予想より早く承認を得ることができ安心しました。
承認を得ることができたので、続いて金銭消費貸借契約(銀行との契約)に移ります。
正直、家造りにおいて最も大変なパートでした・・・
その様子については次の記事で紹介していきます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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