Konojy家は現在カナダのバンクーバーに住んでいおり、今年の夏に帰国予定です。
今年の1月から帰国後の住まい探しを始め、土地探し・ハウスメーカーとの契約・間取り決めなど全てオンラインで行なっています。
正直、オンラインでの家づくりは結構大変です・・・
帰国してから家づくりを開始した方が手間もかからないし、イメージ通りの家になりやすいと思います。
今回は、Konojy家が海外にいる間に家造りを始めた理由と、海外からの家づくりで大変だった点について書いていこうと思います。
以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考して頂けると嬉しいです!
・帰国後の住まいに悩んでいる
・海外や国内遠方からオンラインで家づくりすることは可能?
・海外から家づくりするメリット・デメリットが知りたい!
Konojy家が海外から家づくりをした理由
Konojy家は帰国後、注文住宅を建てることを決めていました。
賃貸ではなく家を購入することを決めた理由や、注文住宅を建てることを決めた理由については以下の記事に書いています。
注文住宅を建てると決めたものの、日本に帰国してから家造りを開始するか、帰国前から開始するかどっちにしようか?
帰国後しばらくは仮住まいに住んで、その間に家造りををする人の方が多そうだよね。
そうだね、海外からの家づくりって大変そうだもんね・・・
でもできれば帰国前から家造りを開始しちゃいたいな。
Konojy家が海外在住中に家づくりを始めた理由は5つ
賃料を払いたくない
帰国後、一時的に仮住まいに住んで、その期間に家づくりをした方が手間も少なく、スムーズに家づくりを行うことができます。
しかし、Konojy家は夫婦共に社宅がなく、仮住まいをする場合は賃料をフルに払わなくてはいけません。
何の資産も得ずに賃料を払い続けるのはもったいないよね・・・
そうだね、これから家造りで大きな金額が必要になるし、余計な出費は抑えたいね。
賃貸だと、希望通りの広さや間取りの物件がなくて、我慢する生活になりそうだしね・・・
我慢が多い生活を1年弱続けるより、自分たちの理想を盛り込んだ家に早く住みたいね!
引っ越しを2回したくない
一度賃貸物件に住んでから新しい家に引っ越すとなると、2度引越ししないとだね・・・
子どもを連れて引越しを2度行うのは大変だよね。
引越しを2度するデメリット
- 引越し費用が倍かかる
- 子供を連れての2度の引越し作業は大変
- 住民票の異動や各種住所変更も発生して面倒
しかし現在建設業界が忙しく、着工まで数ヶ月待つ必要があるそうで、結局帰国までに家の完成が間に合わず一度賃貸を挟むことになりました・・・
小学校入学までに引っ越したい
Konojy家の長男は来年4月に小学校に入学するので、それまでには新しい家に引越したいと思っていました。
帰国後に家づくりを開始すると、3月まで引き渡しが間に合いません。
住宅ローンのリミットがある
Konojyパパは近い将来、独立を予定しています。
会社を退職すると住宅ローンが通りにくくなるので、退職前に住宅ローンを組んでおく必要があります。
ローン返済中の退職は問題ありませんが、融資実行前には退職できないので、独立するためには、なるべく早くに家造りを開始して早くに完成させる必要があります。
帰国前の方が時間的余裕がある
海外在住中はKonojyママは働いておらず、Konojyパパも比較的フレキシブルに働いています。
帰国直後は、生活の基盤作りに加えて、子どもの幼稚園や保育園の準備、復職後の業務の引き継ぎとかで忙しくなりそうだよね
そうだね、今の方が生活が落ち着いているから、今のうちにできる限り家づくりを進めておきたいね。
海外からの家づくりで大変だったこと
Konojy家が海外から家造りをするにあたって大変だったこと、デメリットとなることを6点紹介します。
土地や周辺環境を確認できない
まず最初に苦労したのが土地探しです。土地勘のないエリアだと特に大変です。
住みたい駅が決まっていたとしても、番地や駅の東側・西側によって住宅街の雰囲気が全然違う場合があります。
土地やその周辺をビデオ電話で見せてもらったり、Google Mapのストリートビューで周辺を確認することはできますが、広さ・明るさ・古さなどは画面越しでは伝わりにくいです。
また、駅までの距離感や坂道の有無も実際に歩いてみないと体感しにくいです。
Konojy家が海外からの土地探しで行ったこと
スピード感が遅れる
これも土地探しにおけるデメリットです。
人気がある土地は公開後すぐに申し込みが殺到しますが、時差があるとタイムリーに情報を得られず出遅れる可能性があります。
また、土地の現地確認も自分でさっと行くことができず、両親にお願いしてスケジュールを調整してもらったりと時間がかかります。
土地は水物なのでスピード感が送れるのは大きなデメリットです。
住宅展示場やショールームに行けない
ハウスメーカー選定時や間取り検討時、住宅展示場やショールームに行くと、それぞれのメーカーのデザインや特徴を把握することができます。
住宅展示場に行くと一度に複数のハウスメーカーを見て回ることができるので効率良く比較できるのもメリットです。
Konojyは住宅展示場もショールームも行くことができなかったので、ひたすらネットで情報収集していましたが、画面越しに見るのと実際に目で見るのとではやはり印象が違いますし、わかりやすいさも異なります。
例えば間取り検討時にステップフロアの間取りを提案されても、実際ステップフロアのある家がどんな感じか見たことがないと、自分たちの暮らしに合っているのか判断しづらいです。
また、キッチンやお風呂場などのオプションも実際に体験できると、自分の暮らしに必要か判断しやすくなります。
素材の質感や色を実際に確認できない
壁や床、外壁などの素材を決める際、実際に見たり触ったりして色や質感を確認することができません。
壁や床は実際に見て触って決めたかったよね。
そうだね、画面越しで見ると照明や光の加減で結構色味が違ったりするよね。
ハウスメーカーによっては小さいサンプルを海外に郵送してくれますが、広い面積と狭い面積で見た時に受ける印象は異なるので注意が必要です。
壁、床、外壁などは家の印象が大きく変わる要素なので、選択を間違えると痛いです。
住宅ローンを受けるのが難しい
海外在住者の住宅ローンを受け付けてくれる銀行は限られています。
ネット銀行はどこも受け付けていません。
また、受け付けていても最低一度はは契約のため一時帰国が必要になります。
Konojy夫婦の問い合わせたタイミングでは、みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行の3社は海外在住者の住宅ローンを受け付けていました。
一時帰国の必要性の有無
みずほ銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:必要(金消日と決済日は3日間ほどに短縮可能)
三井住友銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:必要(金消日と決済日は7日間ほど空く)
三井住友信託銀行
- 申し込み時:不要(オンラインでOK)
- 金消時:必要
- 決済時:不要(事前承諾書を提出することで代理OK)
また、海外在住中に住宅ローンを申請する場合、通常より多くの必要書類や確認事項があり、手間もかかります。
建築状況を確認できない
自分の家ができていく過程を見られるというのは、とても貴重な体験ですしワクワクします。
その機会を逃すのは残念です。
また、現場を訪れて建築状況を確認すると、予定外の施工が行われていた際に早くに気が付くことができます。
指定していた壁材やフローリングと違うものが使われていたということはしばしば起こるそうです。
Konojy家は建築開始直前に帰国予定ですが、帰国が建築後になる場合のデメリットとして挙げてみました。
まとめ
海外からの家造りで不便なことはいっぱいあるけど、実際無理ではなかったね。
そうだね、Konojy家にとっては海外にいる間に家づくりを開始するメリットの方が、そのデメリットよりも大切だったから、帰国前から家づくりして結果良かったね。
詳しくは下記の記事に書いていますが、Konojy家は結局、住宅ローンの金消契約のため一度だけ一時帰国しました。
他は全てオンラインや代理で行えましたが、住宅ローンの金消契約だけはどうお願いしても、本人が対面で行う必要があるとのことで、一時帰国を余儀なくされました。
Konojy夫婦が一時帰国した住宅ローンの金消契約について
Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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