【外構決め①】ハウスメーカー or 外構業者どっちに頼む?

外構工事は建物と合わせてハウスメーカーに依頼することも、外構工事だけ外部の外構業者に依頼することもできます。

Konojy家はアイ工務店で家を建てましたが、外構は外構業者にお願いしました。

今回の記事では、外構をハウスメーカーと外構業者どちらに頼む方が良いのか、それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。

以下のような状況にある方にオススメの記事となりますので、Konojy家の経験を参考にしていただけると嬉しいです!

・外構工事はハウスメーカーと外構業者どっちに頼むべき?

・ハウスメーカーと外構業者、それぞれに頼むメリット・デメリットが知りたい

・アイ工務店の場合、ハウスメーカーと外構業者どっちがオススメ?

目次

ハウスメーカー vs 外構業者

外構工事は建物と合わせてハウスメーカーや工務店にお願いすることもできますし、外構工事だけ外部の外構業者にお願いすることもできます。

ハウスメーカーに頼む場合

ハウスメーカーによって、グループ社内にエクステリアを専門とする部署がある場合と、なくて社外の外構業者と提携している場合があります。

・外構業者を探す手間がかからない
・建物にあった合った外構になりやすい
・外構費用を住宅ローンに組み込める

・外構業者より割高
・担当者は建物を優先し、外構の予算は少なくなりがち
・担当者によって外構の提案力にばらつきがある

外構業者に依頼する場合

外構業者は建物の設計や工事はせず、外構のみを専門で行っている業者です。

設計から工事まで自社で行う外構業者もいれば、設計のみ自社で工事は下請けに回す業者もいます。

・ハウスメーカーよりコストが安い
・自分好みの外構業者を選べる(=自分好みの提案をされる可能性が高い)

・外構業者を探す手間がかかる
・建物との連携しにくい
・ハウスメーカーと外構業者間で責任問題が発生する可能性がある
・住宅ローンに組み込みにくい(組み込むことも可能)

<ハウスメーカー> メリット

まずはハウスメーカーに頼むメリットを3つ紹介します。

探す手間がかからない

Konojy家も行いましたが、外構業者探しはなかなか大変です。

一括見積もりサイトを利用したり、各社のHPを見て、自分たちの希望にマッチする外構業者を探すのは、手間も時間もかかります。

建物にあった合った外構になりやすい

ハウスメーカーに外構を依頼する場合、どんな意図や経緯で建物の間取りや内装が決まったのか伝わりやすいです。

建物の向きや外壁の色など、なぜそこに窓を付けたのか、なぜ玄関の位置をそこにしたのかなど、建物の意図を考慮して外構を計画してくれるので、「建物と外構それぞれは良いんだけど、合わせるとチグハグ」ってことにはなりません。

住宅ローンに組み込める

ハウスメーカーに外構を依頼する場合、住宅ローンに外構費用を組み込むことが可能です。

外構業者に外構を依頼する場合でも、外構費を住宅ローンで組むことができない訳ではありませんが、ハウスメーカーに依頼する方が確実です。

<ハウスメーカー> デメリット

続いてハウスメーカーに頼むデメリットについて3つ紹介します。

価格が高い

ハウスメーカーによって、グループ社内にエクステリアを専門とする部署がある場合と、社外の外構業者と提携している場合がありますが、どちらにしても自分で外構業者に直接依頼するよりも価格が高くなるのが一般的です。

グループ社内と言っても別会社です。

外構を担当する会社と施主の間にハウスメーカーが入ることで、仲介手数料の分コストが余計にかかります。

営業担当は建物を優先しがち

営業担当は外構よりも建物に予算をかけたがります。

しかし建物の室内がどんなに素敵でも、外構がしょぼいと建物の魅力は半減します。

ハウスメーカーに外構もお願いする場合、外構の予算もしっかりと取っておいてもらいましょう。

担当者の提案力のばらつき

ハウスメーカーのグループ社内にエクステリアを専門とする部署がある場合は提案力が高いケースが多いですが、社外の外構業者と提携している場合、提案力にばらつきが出やすいです。

Konojy家が家づくりしているアイ工務店は社外の外構業者と提携しています。

住友林業や積水ハウスはグループ社内にエクステリアの専用会社があり、提案力が高いと言われています。

<外構業者> メリット

続いて外構業者に依頼するメリットを2つ紹介します。

ハウスメーカーよりコストが安い

自分で直接外構業者をと契約する場合、仲介手数料を払う必要がないので、その分コストが安くなります。

だいたい10〜30%の仲介手数料が乗っていると言われています。

自分好みの外構業者を選べる

外構業者によって、天然木でのウッドデッキが得意、中庭作りの実績が豊富、和モダンなテイストの提案が得意など、それぞれ得意とする分野やテイストがあります。

自分好みの外構業者を自分で選ぶことで、希望に合った提案をされる可能性が高くなります。

逆にハウスメーカーに外構をお願いする場合、自分が希望する工事の実績が少なかったり、提案が好みと合わない可能性があります。

<外構業者> デメリット

続いて外構業者に依頼するデメリットを4つ紹介します。

探す手間がかかる

Konojy家も行いましたが、外構業者探しはなかなか大変です。

デザインの好み、得意な工事内容、対応エリア、予算、スケジュールなどを確認し、自分たちに合った外構業者を探す必要があります。

デザインは好みでもエリア的に対応していなかったり、玄関周りは得意だけど中庭は経験が少なかったりと、全ての希望にマッチする外構業者を見つけるのは意外と難しいです。

建物と連携しにくい

外構業者はどんな意図で建物の間取りや内装が決められたか知らないので、建物と外構の連携がとられにくいです。

その結果、外構自体は素敵だけど、建物と外構のデザインやテイストが合っていないということが発生する可能性があります。

しかしこれは、施主が外構業者にしっかりと建物の意図や希望する外構を説明できれば解決できる問題でもあります。

責任問題が発生する可能性

建物の基礎や配管など、建物と外構両方に関わる部分で問題が発生した際、ハウスメーカーと外構業者どちらが責任をとるか、責任のなすりつけ合いになる可能性があります。

住宅ローンに組み込みにくい

外構を外構業者に頼む場合、その外構費用を住宅ローンに入れてもらないことがあります。

しかし必ず入れられない訳ではなく、金融機関やハウスメーカーによって対応が変わってきます。

Konojy家は外部の外構業者を利用しましたが、その外構費用を住宅ローンに組み込んでもらえました。

詳しくは以下の記事に書いています。

外構業者の外構費を住宅ローンに入れた方法

それぞれどんな人にオススメ?

ハウスメーカーと外構業者、それぞれどんな人にオススメか紹介します。

ハウスメーカーがオススメな人

・外構業者を探すのが面倒な人

・全てハウスメーカーにまかせて安心したい人

・建物と外構の連携を取りたい人

・責任問題で揉めるのが心配な人

・住友林業・積水ハウスで家づくりしている人

外構業者がオススメな人

・外構費を抑えたい人

・こだわりが強い人

・特殊なデザインや設備を採用したい人

アイ工務店の場合は?

これは超個人的な見解ですが、住友林業と積水ハウスはグループ社内に外構専門の部署があり、提案力の高さに期待できるので、ハウスメーカーに外構も依頼して良いと思います。

逆にアイ工務店など外部の外構業者と提携している会社の場合は、自分で外構業者を探す方が自分好みの外構業者と巡り合える可能性が高いと思います。

Konojy家は外構業者に依頼

Konojy家は当初、外構もアイ工務店にお願いする予定でした。

外構業者を自分で探す手間もかかりますし、外構費も住宅ローンで支払いたかったからです。

しかし、建物の打ち合わせの最中にアイ工務店とケンカし、外構は他の業者に頼むことにしました。

結果的に、外部の外構業者を使っても外構費は住宅ローンに組み込むことができたので、外構業者にお願いして良かったです。

 

ちなみにアイ工務店とはその後和解しました。ケンカの様子は以下の記事にまとめています。

アイ工務店の担当者とケンカした話

最後に

今回は外構工事をハウスメーカーと外構業者どっちに頼むべきか、それぞれのメリット・デメリットについて紹介しました。

次回は、外構業者の探し方について紹介します。

Konojy家の家づくりの経験が少しでも皆様の参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

30代半ばの夫婦と6・4・2歳の子どもたちの5人家族のKonojy(コノジー)家です。

中庭を囲む「コの字」型の家づくり真っ最中です。

アイ工務店とファンタジスタ藤本さんの最強コンビと共に、ローコストでおしゃれな家づくりを目指しています。

「HOME CREATE LIFE : 家が人生を形造る」をモットーに、最高の家と人生を造っていきたいと思います!

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