土地購入までの軌跡シリーズ第6弾です。
候補地を購入する意思が固まったので、購入申し込みの準備に移ります。
申し込みに当たってまず最初にするべきことは、住宅ローンの事前審査です。
Konojy家の土地購入時海外に在住していたので、海外からオンラインで事前審査を行いました。
この記事では、海外からの住宅ローン申請について詳しく書いていきます。
海外在住中の方の参考になったら幸いです!
契約まで
- 住宅ローン事前審査 ←今回
- 購入申込&価格交渉
- 契約書等の内容確認
契約当日
- 契約書等に署名・捺印(代理人)
- 手付金・仲介手数料等の支払い
契約後
- 住宅ローン本審査
- 銀行と金銭消費貸借契約
- 残金決済&仲介手数料の支払い
前回の記事
住宅ローンについて
事前審査・本審査とは
土地の購入に住宅ローンを利用したい場合、事前審査と本審査の2回審査を受ける必要があります。
事前審査は購入したい土地が決まってから、購入申し込みをする前に受け、本審査は土地の契約を終えてから受けます。
購入したい土地決定
↓
住宅ローン事前審査
↓
土地の購入申し込み
↓
土地の契約
↓
住宅ローン本審査
↓
土地の引き渡し
事前審査を受ける銀行と本審査を受ける銀行が別でも問題ありませんが、事前審査を既に受けた銀行の方が本審査にかかる期間は短くなります。
事前審査・本審査ともに複数の銀行に申請することが可能です。審査通過後にキャンセルすることもできます。
審査が通らない可能性もあるので、複数社に申請しておいた方が安心でしょう。
手続きについて
事前審査は申込から承認までオンラインで完結できる銀行がほとんどです。
しかし一般的に、本審査の申し込み時・金銭消費貸借契約時・決済時の3度は銀行に行って手続きを行います。
購入したい土地決定
↓
住宅ローン事前審査申し込み(オンライン可)
↓
住宅ローン事前審査の承認(オンライン可)
↓
土地の購入申し込み
↓
土地の契約
↓
①住宅ローン本審査申し込み
↓
住宅ローン本審査の承認
↓
②金銭消費貸借契約(銀行との住宅ローン契約)
↓
③住宅ローン決済=土地の引き渡し
海外在住者の住宅ローン申請
申請可能な銀行3社
住宅ローンは基本的に日本に居住している人に向けたものですが、近日中に帰国が決まっていれば申請時に海外に在住していても審査をしてくれる銀行もあります。
Konojy夫婦が土地探しをしていた段階では、みずほ銀行、三井住友銀行、三井住友信託銀行の3社は申請可能でした。
ネット銀行はどこも受け付けていませんでした。
一時帰国の必要性
3社とも事前審査はオンラインで行うことが可能ですが、本審査の際には一時帰国が必要になります。
一般的に本審査の申し込み時・金銭消費貸借契約時・決済時の3度、銀行に行く必要がありますが、3度も一時帰国するのは大変なことです。
一時帰国をしないで手続きすることができないか銀行に相談したところ、3社とも本審査申し込み時はオンラインで行ってくれますが、金消時は絶対に一時帰国が必要とのことでした。
みずほ銀行と三井住友銀行は決済日も銀行に行く必要がありますが、金消日と決済日を近い日に設定してもらえば一度の一時帰国でも大丈夫そうです。
一時帰国が必要なタイミング
- みずほ銀行:金消時と決済時に一時帰国が必要。金消日と決済日は3日間ほどに短縮可能。
- 三井住友銀行:金消時と決済時に一時帰国が必要。金消日と決済日は7日間ほど空く。
- 三井住友信託銀行:金消時のみ一時帰国が必要。決済時は事前承諾書の提出で欠席可能。
※上記情報は申請者の属性や申請時期、また担当支店や担当者によっても対応が変わってきますので、必ずご自身の担当者に確認してください。
Konojy家の事前審査
Konojy家はみずほ銀行と三井住友銀行に事前審査をお願いしました。
この時点では、三井住友信託銀行は本審査の際に一時帰国が必須で、みずほ銀行と三井住友銀行は一時帰国をしなくても本審査を行うことができるかもしれないと聞いていたからです。
(後にみずほ銀行と三井住友銀行も本審査の際に一時帰国が必要だと知りました。)
海外在住者ということで、通常より確認事項や必要書類が多く、銀行側も海外在住者の住宅ローンの対応に慣れておらず、社内調整や承認に時間がかかり、承認を得るまで1ヶ月かかりました。
求められた書類
- パスポート
- 免許証
- 健康保険証
- 名刺
- 源泉徴収票
- 収入証明書(給与証明書)
- 在留証明書
- サイン証明書
事前審査の結果は、みずほ銀行は満額回答で、三井住友銀行は希望融資額よりだいぶ低い金額での回答でした。
本審査については別の記事でまた詳しく書いていきますが、Konojy家は結局三井住友信託にお願いしました。
まとめ
海外在住中に家づくりをするにあたって住宅ローンは難関ポイントの一つです。
一時帰国を何度もできれば問題ないのですが、Konojy家は小さい子どもが3人いるので一時帰国のハードルは金銭的にも体力的にも高いです。
できれば一度も一時帰国せずに家づくりを進めたく色んな可能性を探ったのですが、最低1回の一時帰国は必要という結果になりました。
本審査の様子についてはまた別の記事に書いていきますので、興味がありましたら是非お読みください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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